がんも農場のお店

2014年5月21日水曜日

田植え開始。

5月21日(水)

4月20日に伏せ込んだ苗も順調に成育しまして、
昨日から田植えが開始されました。













今年はほんとうに雨が降らずに、田んぼに水が入りませんでした。
昨日まではけっこう水の取り合いで、ぴりぴりした感じもありましたが、
一転して今日はまとまった雨が降ってほっとしています。

とっても細かいことですが、田んぼに水が入らないとほんとうに
水の取り合いでさながら戦争状態です。僕らも動力ポンプで水を
入れていたら、妨害されました(笑)

まあそういう思い通りにいかないときは、あらかじめ決めたスケジュールを
いったん置いておいて、気長に作業を進めるというのも、いいのかもしれません。

なんせ我々の収穫は10月初旬。田植えが数日遅れても、6か月後には
だいたい同じような成育状況になるのです。

妨害されたときには、コノヤローという気持ちになりますが、
元来気弱な性格なので、こうして気持ちを切り替えます(笑)

さて、きょうは1日雨で田植えは延期となりましたが、いまは雨もあがって
明日は田植え再開です。

がん!がん!がん!

2014年4月29日火曜日

伏せ込み完了しました。

4月28日(火)



春の大きなイベントである伏せ込みを先週の4月20日(日)に行いました。
たくさんの参加者の方の力をお借りして、無事完了することができました。

今年の伏せ込みは、出だしからヘマをしてしまいまして、、、
苗間の水が多すぎて、伏せ込みを予定していた時間から始めることができませんでした。

今年は約1600枚の苗箱を田んぼに並べたのですが、開始時間が遅くなったことも
あって、終了時間は17時。ぎりぎりセーフという感じです。

天候もパッとせず、曇天のまま寒々しい気候。
風も強く、トンネル掛けは難航しました。

そんな中で、ご協力いただいた方々には感謝です。

さて、農作業は昨日で肥料まきも終わり、あとは各田んぼのメンテナンスです。
高低差を直したり、落水するためのパイプを直したり。
田植えまではそんな作業が続きます。

がん!がん!がん!

2014年3月29日土曜日

店頭販売雑感をば。

3月29日(土)






増税前のセールということで、群馬県高崎市の
スーパーまるおかさんで試食販売をしてきました。

店頭にいると、たくさんのお客さまとお話しをすることができます。


サンデールームのお話し。
そのお客さまは、コシヒカリではなくササニシキを普段食べているという。
なんと800円/1kgほどのお米だそうだ。
ここ前橋周辺では、スーパーまるおかさんを始め、他にもこだわりを
持ったお店やカフェがいくつかある。このお客さまは、サンデールームという
お店でお米を買っているそうだ。雑貨や洋服、カフェスペースもあるとのことで、
今度周辺に来たときは立ち寄ってみたい。

おいしくないお話し。
試食販売をしていると、9割のお客さまはおいしい!と言ってくださる。
食べてもらうくらいだから、おいしくて当然という意識でお客さまも
食べてくださっているのかもしれない。ただ、まれに!!
おいしくないという方がいらっしゃいます。きょうもそんな方に出会いました。
食べたあとに、首を大きくかしげて去っていかれました。
本当は、どうおいしくなかったのか、お伺いしたかったところですが、残念。
お話しを聞くことはできませんでした。

酵素玄米のお話し。
試食販売は、私たちだけでなくまるおかさんの店内ではいくつかあり、
なんとなく、お互いに試食したりしてもらったりで、交流もあったりします。
きょうは、グリーンスムージーの試食販売をしている男性と、お話し。
なんと彼は料理人。会社の事業の一つなので、人手不足につき、
グリーンスムージーも売っているらしい。
彼は、聞くところによると酵素玄米にしてお米を食べているらしい。
炊いたあとに3日かけて発酵、酵素玄米にしたお米2升!?を1週間近くかけて
食べるらしい。徐々に発酵されていくお米を楽しみながら食べるとか。
なんと!?そんな食べ方があったとは。
お米の生産者として知らなかったのはお恥ずかしい。

お米作っている話し。
群馬県高崎市という土地柄のせいか、お米をお客さまの家族で、
作っているという方がけっこうな割合でいらっしゃる。
ただ、そんな人でも試食だけはして感想を言ってくださる方がいて、
とてもうれしい。生産者同士の交流があるのもまたおもしろいです。

お米の話しも。
店頭で販売していると、自分たちが作っている五郎兵衛米の話しだけでなく、
お米の販売スペースに置かれている別のお米についても、質問をされることが
多々あります。そんなときに、できるだけ丁寧にわかりやすく伝えたい!と思うのは、
塾講師と言う仕事柄でしょうか(笑)。お客さまがつまらなそうな顔をし始めた
途端に、負けたという感覚があります。興味を持続してもらいつつ、伝えたいことを
伝え切るのはなんと難しいことでしょうか。伝えてみると改めてわかることもあります。
なんとこれは伝えづらい商品なのか!とかね。

販売のプロに一歩近づいた!かな!?

がん!がん!がん!

2014年3月12日水曜日

また春が来たぞ。

3月11日(火)

3月11日という日は、本当に忘れられない日になりました。

30歳になりますが、30年生き抜いた。
でも、あの2011年からの3年のほうが、生き抜いた感が強い。

今年の2月は大雪の災害に見舞われた。
今年は生き抜けるか。

周りを見渡すと、体力のない人から一線をしりぞいていく。
これでもか、これでもか、というほどの大きな壁が、毎年のようにやってくる。

するするとすり抜けてやってきた。

仕事がうまくいけばいくほど、設備投資すればするほど、災害などからの
影響は大きくなる。考え方を変えなくてはいけないと思う。
未来永劫変わらずに続いていくような、安定的な環境はないらしい。

いま何をすべきか、考えているうちにまた春は来たぞ。
田んぼは当分乾くまい。

がん!がん!がん!

2014年3月6日木曜日

もうすぐ米づくりが始まる。

3月6日(木)




2010年の1月に移住してから、あっという間に5年目に突入しました。
お米づくりも次で5回目となります。

ほんとうに不思議なのですが、前職の付き人の仕事も、
前々職の板前の仕事も、毎日毎日、こんなにも長いのかと思うことのほうが
多かった気がします(笑)今日さえ終えれば!今日さえ乗り越えれば!
という気持ちを思い出します。泳げタイヤキくん状態ですね。

今は、毎日があっという間に過ぎ去ります。

3日前に、数年ぶりに整体に行ってきました。
なんとなく身体の調子を見てもらおうと思って、仕事場の先輩に
オススメされたところに行ってきたのでした。

75分のコースの間、身体を見てもらって、先生といろいろな話をしているうちに、
長野に来てからの自分の生活を改めて思い返しました。

まずは、お手本となる師匠のお米づくりの勉強、
出来たお米を営業して、販売したり。
なんとか生活ができるようになったので、、、

今年はまたお米を作ることに思考を戻して、よりスキルアップをしようと思います。
そうすれば、来る秋に向けて営業、販売への裏付けにもなるだろうと思います。

冬の間に、できるだけたーーーくさんの布石を打った(気がします)。笑
米づくりのスタートは、秒読みが始まっています。
始まったらあんまりゆったり考えることはできなくなるので。。。

ようやく動き出せるワクワク感と、今年もちゃんと作れるかなあ、、という不安感。

がん!がん!がん!

2014年2月22日土曜日

大雪で考えたこと。

2月22日(土)


今年は雪が少ないなあと思っていた1月。
2月に入って2週目の週末に雪が降って、けっこう積もりました。
日頃からクルマは4WDでスタッドレス装着ですので、問題なく日常を
過ごしていたのですが、2月14日の雪は全く想定外の降雪量でした。
ニュースなどでも流れているとは思いますが、地元のヒトの間でも、
ここまでの大雪は初めてとのことでした。前の週までの積雪に追い打ちを
かけるように降った雪は、2月15日(土)の早朝の時点でも
股下辺り=70cm近くは積もっていました。 

私は15日(土)の朝6時に常盤館の仕事に向けて出発しようと玄関から外に出ました。
すると、舞い散る雪で最初よく見えなかったのですが、明らかにいつもと違う量の
雪が目の前に広がっていたのでした。それも家の前だけでなく、
見渡す限り道路が70cm近く降り積もった雪で覆われていたのでした。
遅刻すると思って、必死で雪をかいたのですが、手で雪かきしてどうにかなるレベルの雪の量ではありませんでした。常盤館に電話をしたところ、その時点で休館することがほぼ決まり。自宅待機となりました。まだまだ降り方が激しく、雪かきをするどころではありませんでしたが、確か15日(土)の午後になって天気が回復し、ようやく雪かきを始めることが出来たと思います。 

と、同時にツイッターやFacebookなどで知り合いや近隣の人から、雪による被害の状況や、立ち往生の様子が伝わって来たのでした。さらに、翌16日(日)には消防団の招集があり、雪で埋もれた消火栓を雪かきすると同時に、高齢者などで雪かきがままならないヒトをその都度お手伝いするように指令があったのでした。地区全体を半日かけてまわって、帰宅すると佐久市内の至る所でクルマがスタックし大渋滞を引き起こしている様子や、国道18号線での立ち往生の様子がやはりツイッターやFacebookで流れてきました。国道18号線も高速道路も通行止めとなり流通はストップ。事実上長野県は陸の孤島と化していたのです。 

西友やイオン、カインズなどの大手チェーン、セブンイレブンなどのコンビニの棚からモノがなくなりました。対照的に、地元のスーパーや雑貨屋、養鶏場がやっているタマゴ屋さん、牧場で買ってる牛乳などは、いつも通りと言わないまでも、ほとんどのものが入手できました。今やどの地方都市に行っても、イオンやカインズ、ニトリなどの大手チェーンが国道沿いにあります。いわゆるファスト風土化と言うそうです。こうしたファスト風土化された地方都市は、現代の発達した流通網があってこそのものだと改めて理解しました。東京に代表されるような都心部だけではなく、多くの地方都市もまた、発達した流通網を使って供給されるモノに頼って日々の生活が成り立っているのです。 

その一方で、地元のスーパーや、養鶏場の営むタマゴ屋さん、牧場で買う牛乳が、我々全員の日常生活を支えることはもはや不可能なほど、便利な世の中に私たちは慣れているのだと思います。ただ、一つだけ言えるのは、私自身がお米を作っている限り、食糧に関しては私自身が食糧枯渇に悩む心配はほぼないと思います。また、日常的に取引をしている牧場は、いつも通り牛乳を私にわけてくれました。自分たちが日常的に食べたり、使ったりしているものが、何か一つでも、いつも絶対に入手出来るという安心。この安心を支える一端になれればと、思いを新たにしたのでした。これからもがんも農場をよろしくお願い致します。

がん!がん!がん!

2014年2月14日金曜日

2014年の最初のご挨拶にかえまして。

2月14日(金)


1月20日に書きました。

祝2014年!新しい一年が始まりました!
今年もがんも農場をよろしくお願い致します。年末年始は
実は怒濤のごとく日々が過ぎてしまい、農民としては珍しいと
思われる方もいる方と思いますが、そんなせわしない毎日だったのです。  

私はもともと京料理の割烹で板前修業をしていたのですが、
そんな繋がりもあっていまは地元の温泉旅館で厨房の仕事をお手伝いしております。
いわゆるバイトですが(笑)、厨房の仕事は好きです。好きなのですが、
年末年始は休み無しなんですね。(泣)年末年始を田舎の温泉旅館で、
上げ膳据え膳で過ごしたいという、都会のみなさまを“おもてなし”するために、
勤労奉仕しておりました。(笑)  

そんな厨房の仕事が終わりましたら、消防団の水揚げ式。一年の無火災を願って、
地域のお宅の屋根に水をかけていきます。もちろん、浅間山から吹き下ろす
突風でもって、自分にも水がかかりますので寒さにしびれますね。
下っ端の私はホースの筒先を持つわけですので、水がかかります(笑)。

消防団の制服を脱ぎましたら、受験間近の中学生のもとに駆けつけて、
勉強を教えてきました。1月4日がなんと塾講師の仕事始。
なんせ受験が近いですからね。おっと、塾講師をやっているんです。副業です。

こんな感じで年始の用事を済ませてから、家族旅行で箱根にすっ飛びまして数日間。
寄せ木、箱根駅伝ミュージアム、箱根神社、小湧谷、、、
帰って来たのは1/8。そして、1/11に赤坂アークヒルズでマルシェでした。  

ようやく、ほっとしております。1/20。落ち着いた気持ちで、お掃除、
洗濯などをしております。  

1/18でした。アークヒルズでマルシェを終えてから、中野ブロードウェイへ。
アーティストの村上隆氏と長野県東御市で自然農法をやっているうちだ農場さん、
同じく東御市でパン屋をやっているわざわざさん。
三者でトークイベントがありました。わざわざさんには、私が移住した
当初からお世話になっておりまして、ぜひお話しを聞いてみたいと思い、
トークイベントにお邪魔してきました。いまや、市場価格で数千万円という
値の付く作品を世に出している村上隆氏と、田舎で農場とパン屋をやっている
お二人とでいかなる共通点があるのか、興味深く聞いておりました。  

開口一番、村上氏が言っていたのは「2人とも人生全部賭けてやっている。」
うちだ農場さんもわざわざさんも、もとは東京に住んでいた。そんな二人が
移住してまで実現したかったこと。それはなんなのか。村上隆氏は、
今やヒトを雇って大量の作品を作っている。工場生産のように。
そしてお金を稼ぐのが好きだと言う。わざわざさんは、個人的な活動で
実験的に物々交換をしている。自分の作るパンと、日本各地の生産者や職人さんと
モノを交換しているそうだ。屋根の修繕まで物々交換でやったという。  

この話しを聞いて、お金や資本主義から自由になる物々交換の素晴らしさと同時に、
物々交換の閉鎖的なやりとりにそら恐ろしさも感じてしまった。逆にお金って
なんて自由なモノなんだと感じる。賞味期限もなければ趣味思考にとらわれない、
差別もなければ国境もない。答えらしきものは、私の中にはまだないのですが、
みなさんはどう考えますか??村上隆氏も知りたいそうです。

この時代に生きる僕らにとって幸せとはなんなのか。今年もよろしくお願いします! 

がん!がん!がん!