がんも農場のお店

2012年2月13日月曜日

谷川俊太郎さんと職人館北沢さんと縄文

2月12日(日)
天気:☀
気温:2.5℃/-8.5℃

きょうは朝から工事。

昨日の続きで、胴ぶちをつけていく作業。

お昼までには半分くらい終わりました。

午後も工事の予定でしたが、、
Yさんにお願いして、お休みを。。

このイベントに行って来ました。



かなりの人出。

立ち見続出のため、ステージ上に席を増設笑
谷川さんの粋な計らいです。

お話しの会、はじまり〜。







自分で読んだ印象と、谷川さんが読んでくださったのでは、
言葉の印象が全然違いました。言葉が生き生きしています。

第二部。対談。でしたが、北沢さんが少し遅れて登場。

縄文料理を打ち上げのために作っていた際に、
ナイフ代わりにしようしていた黒曜石でケガをしてしまったそうです。

最後は谷川さんのうた。
『昨日のしみ』(武満徹作曲、谷川俊太郎作詞)
すごくいい歌でした。


『昨日のしみ』

まっさらみたいに思えても
今日には昨日のしみがある
すんだことさの一言を
漂白剤には使えない
涙をシャワーで流すだけ


からだの傷さえ消えぬのに
心の傷ならなお疼く
ごめんなさいの一言を
鎮痛剤には使えない
痛みをお酒で癒すだけ


思い出したくなくっても
忘れられない日々がる
明日があるよの一言を
ビタミン剤には使えない
希望は自分で探すだけ

対談のメモを書きとめておきます。
意味不明だったり不正確だったりしますので、
もし気になる記述があっても信じないでください。
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絵を見て言葉が浮かんでくるんです
物語絵本と認識絵本
かがくのとも『わたし』
”だれもしらない”
”ひとくいどじんのさんさ”
”ゆっくりゆきちゃん”(いい詩。最高!)
”子供たちの遺言”
”生きる”(Youtubeで流れている)
・私は今ここが大事な『今ここ人間』だ。
かとうしゅんいち
・まつざわてつろう
チンパンジーの研究
時間の観念があるかないか。人間はある
チンパンジーは今しかない。希望もないが、絶望もない
・文章が動物にはない。自意識がないと文章はない。
縄文人はどの程度進化していたのか?
文字はなかった。
・縄文土器を研究で作ってみた。文様の再現の結果を見ると、
感覚的に作ったのではなく、レシピのようなものを
恐らく正確に言葉で伝えて作っていたのでは?
・言語の弱点
生の現実を見せない
縄文は平和で平等だった。
諸刃の剣の言葉。
コップという言葉ではコップの持つ意味をとらえきれない
悲しいという言葉では悲しさを捉えきれない。
・言葉は割り切ってしまう
一義的にしてしまう。多義的に現実に迫りたい。現代詩。
・なぜ言葉を獲得したか?
二足歩行になって気道を確保して音を出せるようになった
ヤーキンス霊長類研究所。チンパンジーは複文を理解する。
・敏感性胃腸炎で2日間絶食。戦後は豆かすを食べていた。
・非常食が贅沢すぎる。縄文人の食は?
お酒はあったか?狩猟採集社会では飲まない。
ブッシュマンやピグミーは飲まない。
・好きな食べ物はイモ類、穀類、豆類。
焼酎の原料。焼酎探ししようかと
蕎麦パンケーキとリンゴソース
・志賀直哉がカップラーメンを食べていた。
口が卑しい→グルメ
・御代田との縁
法政大学長が北軽に土地。大学村に共同体できる。
谷川さんの父が昭和5年に部屋を作る。
戦後20代前半に谷川さんも通う。
普賢寺
・武満徹。まえずみさんの助手。
葬式のときにハミング。みよたという曲。
・縄文人の再来
食べる姿の美しさ。こめかみの筋がよく動く。
すごくよく噛む。歯の形が平ら。
・縄文は獣を食べていた?
何を食べていたか?
呼吸の本。生まれつきで肛門のしまりが違う。
・言葉とモノとの距離が縄文はなかった
野性味を言葉にする。
ふくだこうさくさん
ナムジュンパイク
言語以前の実態を表現したい
・ムリなく身近なもので作る
レシピにあるものをわざわざ取り寄せるのはムリがある
縄文は貨幣がない
平等社会
弥生時代は首の切断された遺体が発見されている
1万5千年前に鍋を発明。縄文は側熱。おき火で。
・死んだ男の残したもの
鉄腕アトム
言語本意でなく生活本意
現場をもっているか?
現場でなら伝えられると思って、詩で震災について示した
・中沢新一日本の大転換
空へ向かうことが進歩か?
地下水の水源=お金
水と空気と日の光は誰でも平等に享受出来たが、
いまはお金がないと享受出来なくなった
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がん!がん!がん!

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