がんも農場のお店

2020年4月11日土曜日

日記0405-0411

佐久市の米農家です。

日々徒然なるままに。

4月5日(日)
早朝から用水普請を3連チャン。各部落で1-2時間ずつ。
結局11時くらいまでかかった。
午後は育苗ハウスのビニールの裾に土をかける作業。
保温性も高まるし、田に水を入れたときに波で種が動いてしまうのを
抑えることができる。あとはビニールの穴を補修したり。
明日のビニール張りの準備をしたり。

4月6日(月)
午前中はハウスのビニール張り。今年は育苗ハウスを1棟追加したので、
その分のビニールを発注していたのだ。作業は2人で無事完了。
田んぼのオーナーさんの畑を起こしにいく。
昔話を聞く。まだ中仙道にたくさんの人が集まっていた頃の話。
午後は新しい資材を肥料メーカーの方が持ってきてくれた。
今シーズン試験的に使ってみるのだ。楽しみ、、、
肥料ではない、圃場に入れるのではないアプローチで、品質を高める。
育苗の段階で保肥性、保水性に富んだ培土を使用することで、育苗期から
植え付け後もずっと生育に影響する(予定)。これでどうなるか。
種まき、伏せ込みもコロナシフトで計画を綿密にやってます。
なんせ人的資源が限られているのでムダのないように、、、

4月7日(火)
週末の種まきに向けて、培土の搬入。
苗箱の準備、機械類の試運転。
加えて、昨日いただいたサンプルの資材を早速苗箱に散布して
種まきに備えました。
夕方は保育園のお迎え後に家族みんなで五郎兵衛さんの神社にお参り。
今シーズンも無事に収穫までいけますように。

4月8日(水)
新しくお借りすることになった田んぼは全部で5反弱。
肥料をその分追加発注して、肥料まき。
午後は田んぼを一通り回って、水が溜まっているところは溝を掘って排水したり、
木が生い茂っているところは伐採したり。
夕方保育園のお迎えに行くと、やっちゃんが外で遊んでいる。年少さんになったので、
できるようになった。(去年までは夕方は室内遊び)友だちとも挨拶したり、
コミュニケーションをとっていた。頼もしくなったな。
そうそう。今週から昨年の大河ドラマいだてん再放送していて、録画してる。
見そびれたので、ちびちび見ていこうと思って。早速1話だけ見れた。
来年オリンピックなんだからちょうどいいか!

4月9日(木)
種まき前日ということで、諸々の準備、確認。
10日ほど浸漬していた種もみも、脱水して乾燥。
午後は田んぼでかなり大きくなっていた木があったので、伐採。
久しぶりに木登りしたので疲れたー。

4月10日(金)
ついに種まき初日。早朝から動きを確認。
やっちゃんも早めに保育園に行ってもらった。
助けに来てくれたWさんも駆けつけてくれていざスタート。
想定していたスケジュールよりだいぶ早く作業は進み、
明日予定していた作業も1つ前倒しで完了。
もち米(モリモリモチ)50枚、コシヒカリ572枚種まき完了。
苗間には410枚伏せ込みました。明日も続く。

4月11日(土)
種まき2日目。今日もやっちゃんには保育園に行ってもらい、
仕事をする時間をいただく。保育園ありがとうございます!
朝から助っ人のWさんと今日は友人でもあるWさんの娘さんも参加。
ありがたい。コシヒカリ288枚を種まきしてそのまま伏せ込みました。
お昼前には作業を完了して、いったん苗間に水をかけて。
これでひと段落。想定していたよりもだいぶ早く終わったので、
午後は田打ちに出発。47aの田を起こして終了。
苗間を確認して、種まきの片付けをして帰宅。
やり切った。

コロナの影響がより広がってきた1週間。
がんも農場にとっては春の大イベント種まきと伏せ込みを予定していた。
埼玉も東京も非常事態宣言となり、家族や友人が手伝いに来てくれることに
なっていたが、大事をとってお断りすることに。
慌てて2人でできるように作業の段取りを組んでいたところに、地元先輩農家のWさんから
救いの手が!神様かと思いました。(これまでにWさんにはたびたびこんな風に
救われたことがありました。)おかげで想定以上に作業がはかどり、無事完了。
ホッとしつつも一向にピークさえもまだ見えないコロナには不安ばかり募ります。
それと同時にやるべきこともたくさんあるので不安ばかり言ってられないんですがね。
なんだかんだで春の作業が本格稼働しています!

がん!がん!がん!

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