11月9日(月)
週末は静岡県の藤枝市に行ってきました。
カミアカリという品種の新米を、生産者ごとに食べ比べをするという
企画の勉強会でした。
また、カミアカリを発見した松下明弘さんが、さらなる新しい品種を圃場で発見し、
大事に育てたというカミアカリ2世の試食。
さらに、松下さんが植物性と動物性の有機肥料でカミアカリを作り分け、
これまた食味の違いを食べ比べしたのでした。
生産者(生産地)が違うことで、同じ品種でも食味が変わるものなのでしょうか。
実はこの勉強会でも話題になりましたが、品種によって食味に大きく差が出るものと、
差が出にくいものがあるそうです。
例えば極端な言い方ですが、コシヒカリはどういう作り方をしてもだいたい安定した食味を
再現できるそうです。ところが、カミアカリは作り手によって食味は大きく左右される品種なの
だそうです。
これからのお米作りを考えていくなかで、私のような新規就農者はどういった米作りを
していけばいいのでしょうか??
もし、全国どこでも同じ味を再現できるような素晴らしい品種があったとしても、
そのような品種を作るのは、自分のような新規就農者がやることではないのかなと思います。
施設もない、資金もない私には、その土地で作るということ自体が味に大きく反映されるような、
私が作るということが、味に大きく反映されるような、そんな品種に挑戦していくことが
使命なのではないでしょうか。
まだまだ技術不足のわたしには夢のような話ですが、そんな品種で自分のお米と
言えるものが作れたとしたら、これ以上ない喜びです。
たくさんの生産者、研究者、消費者、お米屋さん、多種多様な方々とお話をさせていただき、
自分の進むべき道を考えさせられました。
がん!がん!がん!
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