がんも農場のお店

2015年12月1日火曜日

武重本家酒造に出稼ぎ。

12月1日(火)

あっという間に12月ですね。
先月までてんやわんやだった農作業もひと段落しました。

まだ後片付けが済んでいないのですが、フライング気味に
武重本家酒造に出稼ぎに行ってまいりました。

昨年からお世話になっております酒蔵で、
12月くらいからぼちぼち働きに出て、
1月、2月が仕事のピークになります。

昨年よりは仕事の流れがわかるので、お役に立てるようにがんばります。

久々に酒蔵に行ったら、大ニュース!
長野県清酒品評会において、今年度栄誉ある審査長賞を受賞したそうです。
思わず写真を撮らせていただきました笑
社長と賞状。
 




出品酒:純米大吟醸 牧水(ぼくすい)
原料米:兵庫県産山田錦39%

審査長賞というと、一般人の私にはよくわからないのですが、
長野県の清酒品評会において、純米吟醸の部で首席をとった=No.1!!
という意味なのだそうです。おめでとうございます!!

ぜひ飲んでみたい、、、

今年の仕込みもたくさん勉強させていただきます。
楽しみだー!

がん!がん!がん!

2015年11月20日金曜日

五郎兵衛さんにご挨拶。

11月20日(金)

予定していたイベントが急きょ中止になったので、
ポカリと空いた日程に、ここぞとばかりに保留していた予定をいれる。

日程も決まっていて、すぐにやらなければいけない予定ではなく、
急ぎではないが、やらなくてはいけないことを。







五郎兵衛さんに、無事稲刈りを終えることが
できたことを、ご報告してきました。

こちらは今年の春4月の写真。




きょうの関所破りの桜。
 
これは引っ越してきた当初2014年12月の関所破りの桜。


いつもありがとうございます。

来年度も気合入れて米作りに励みます!

がん!がん!がん!

2015年11月14日土曜日

(有)トップリバー。

11月13日(金)

信州農業MBA研修という長野県主催の講座に出席をしています。
10月末から始まって3月までの5ヵ月間。みっちり経営について学ぶ講座です。

経営学は、大学で勉強していました。
リアリティはなく、ただ、社会に出て使える知識だと思い勉強していました。

しかし、大卒で板前修業を始めた僕には、経営学は全く必要ありませんでした。
その後のサラリーマン時代でも。

大学を卒業するころ、経営学は嫌いでした。
ホリエモンが話題になっているころでした。
僕はお金を稼ぐことについて考えるよりも、
好きなことを追求することに価値を見出していました。

そんな好きなことの延長で、農業を選択した僕は、
トップリバーの嶋崎社長がおっしゃるところの「農」を
やっていたのでした。「農業」ではなく、「農」です。

昨日の研修で、嶋崎社長がゲストスピーカーとして登壇されました。




好きなことを優先するあまり、最終的に成し遂げたい目標をなおざりにしてはいまいか。
そんなことを自分で振り返るきっかけとなりました。

僕にはないものがたくさんあります。
計画性やリーダーシップ、決断力、ビジネスマナー、資金、農業機械、農地などなど。
ないものがありすぎて、真剣にそのことに向き合ってきませんでした。

まだまだ、自分で選り好みをしていい身分ではない。
ないものがあるのであれば、まずは取り入れること。
そう思います。

「義は利の本なり、利は義の和なり」この言葉を嶋崎社長は教えてくれました。
義とは、利害をすてて条理に従うこと、と辞書にあります。
義の積み重ねが利益になる。そうであれば、僕は義を尽くし、利益をあげ、
体力をつけて、自分の好きなことをやればいいのだと素直にそう感じました。

支離滅裂な文章で恐縮ですが、心動かされた熱い講義でした。
静かに燃えてます。

がん!がん!がん!

2015年11月10日火曜日

カミアカリ勉強会。

11月9日(月)


週末は静岡県の藤枝市に行ってきました。

カミアカリという品種の新米を、生産者ごとに食べ比べをするという
企画の勉強会でした。

また、カミアカリを発見した松下明弘さんが、さらなる新しい品種を圃場で発見し、
大事に育てたというカミアカリ2世の試食。

さらに、松下さんが植物性と動物性の有機肥料でカミアカリを作り分け、
これまた食味の違いを食べ比べしたのでした。





生産者(生産地)が違うことで、同じ品種でも食味が変わるものなのでしょうか。
実はこの勉強会でも話題になりましたが、品種によって食味に大きく差が出るものと、
差が出にくいものがあるそうです。

例えば極端な言い方ですが、コシヒカリはどういう作り方をしてもだいたい安定した食味を
再現できるそうです。ところが、カミアカリは作り手によって食味は大きく左右される品種なの
だそうです。

これからのお米作りを考えていくなかで、私のような新規就農者はどういった米作りを
していけばいいのでしょうか??
もし、全国どこでも同じ味を再現できるような素晴らしい品種があったとしても、
そのような品種を作るのは、自分のような新規就農者がやることではないのかなと思います。

施設もない、資金もない私には、その土地で作るということ自体が味に大きく反映されるような、
私が作るということが、味に大きく反映されるような、そんな品種に挑戦していくことが
使命なのではないでしょうか。

まだまだ技術不足のわたしには夢のような話ですが、そんな品種で自分のお米と
言えるものが作れたとしたら、これ以上ない喜びです。

たくさんの生産者、研究者、消費者、お米屋さん、多種多様な方々とお話をさせていただき、
自分の進むべき道を考えさせられました。

がん!がん!がん!

2015年11月7日土曜日

感謝感激。

11月7(土)

稲刈りを無事に終えてようやく生活が整理できてきた今日この頃です。
現在、がんも農場は新米の発送や直売のイベントに参加しつつ、
稲刈り後の田んぼを耕耘する作業をしております。

まずは、ほんとうに御無沙汰してしまったブログの投稿になってしまい、
楽しみにしてくださっていた方には申し訳ありませんでした。

また、稲刈りもすべて無事に終えることができました。
支えて下さっているお客さまや地域の方々、また親類家族のみなさん
ありがとうございました。

がんも農場として、今シーズンは様々な挑戦をしてきたつもりです。
その中で、たくさんの気づきがありました。

来シーズンのことを考え始めているのですが、
来期はより計画性をもって事業を進めていきたいと反省しているところです。

すでにいくつかの田んぼをお借りできる話を新たに頂いており、
来期はさらなる拡大をする予定です。
これからの農閑期の間に綿密な計画を二人で作成しようと思っております。
 
 
まずはお礼まで。
 
最近はフェイスブックでの更新をメインにしていましたが、
フェイスブックをされていない方もいるということで、
改めてブログの更新も並行してやっていくことにしました。
 
もし、がんも農場のお米のお客さまがいましたら、
フェイスブックでがんも農場にアクセスしてください。
お客さま限定のページもご用意していますので、
ご案内いたします。
 
来シーズンもがんも農場を宜しくお願い致します!
 
がん!がん!がん!

2015年9月9日水曜日

静岡県藤枝市に視察。

9月9日(水)

雨がしとしと降っています。
予定していた草刈りは中止。
きょうはこれから本降りとなるでしょう。

稲刈りに向けての大きな作業はだいたい片が付いて、
あとは出来る限り草取りをしたり、草刈りをしたり、
稲刈り後のお米の販売や管理について計画したり、
新米のお知らせをお客さまに発送したり、
こまごまとした作業が続きます。

8月はほんとうに県外に出ることが多くて、情報を整理する間もなく、
また旺盛な成長をする畦草を草刈りしたり、草取りしたりと、
農作業に追われておりました。
9月に入ると気温がぐっと下がったおかげで、雑草たちの成長も
だいぶ落ち着いたようです。まだ稲も成長してもらわないと困るので、
気温は欲しいのですが、雑草たちが落ち着いたのは、精神的に
とってもいいです笑


8月下旬に静岡県は藤枝市に行きました。



これは稲の一種です。

 
 
これも稲の一種です。

普通の稲と違うのがわかりますか??
穂が枝分かれしていないんです。
 


これも稲の一種。
とっても背が低い。

これらの稲はすべて松下明弘さんの田んぼの稲です。
2年くらい前に著書を読んで感動し、見学に行かせてもらったのが
きっかけで、その後も交流を続けさせてもらっています。

多様な稲は松下さんの趣味ですが、松下さんが飛びぬけているのは、
その栽培方法です。

これはカミアカリ。
ご自身でコシヒカリの中から異種を発見し、「カミアカリ」という名前で品種の登録まで
したそうです。









この田んぼ、通常の田んぼとだいぶ違うのです。

無農薬有機栽培なのに、雑草がひとつもありません。

それに、稲が少ないです。これは食味を追及するために
収量を取りすぎないということだそうです。



これが僕の田んぼです。違いがよくわかるかと思います。

松下さんは、稲の栽培について根本から考え直しています。

耕耘の目的は?代掻きの目的は?
田んぼでお米をどれくらい収穫するのが適切か?
品種は最適か?

長い時間をかけて実践し、検証し、比較しています。
その結果がいまのカミアカリの栽培方法になっています。

もちろん、その他にこまるや山田錦の栽培など、ネタにつきないほど
おもしろい取り組みをたーくさん実践されています。

そのすべてが、ご自身で考え実行してきた結果になっているように思えます。

松下さんと出会ったことがきっかけで、神丹穂(かんにほ)という古代米を育てています。
先日戸隠に行った際に、神丹穂(かんにほ)を探している方と出会いました。

工房四季の木

丈が長く、わらの加工にとてもいいそうです。

今年から、コシヒカリのほかに酒米(日本酒醸造用のお米)、もち米など
少しだけ品種を増やしました。それにバケツ稲で数種類の稲も作っています。
こうして縁があって、自分の米作りに少しだけ広がりができるきっかけを
いただけたことに感謝しています。

米作りは機械化がされていて、耕耘でも代掻きでも、機械屋さんが
やり方を教えてくれます。よく、ものを考えない農家が増えたなんて、
ベテラン農家の方から聞いたりしますが、松下さんの取り組みを見ていると、
自分がいかに考えていないかがよくわかります。

自分の米作りにおいて、なにをどうするか、考えて考えて、
自分の米作りを作っていきたいと思います。

がん!がん!がん!

2015年7月29日水曜日

東観祭りに帰る。

7月29日(水)



7月25日(土)26日(日)の2日間、私の地元埼玉県桶川市で
お祭りがあり、帰省しておりました。

幼少時代から毎年楽しみにしていたお祭りに、
社会人になってからも参加できることは、本当に幸せだと思います。

佐久に住んでいるので、なかなか運営の部分ではお手伝いできることが少ないのですが、
楽しみながら、できる限り参加させてもらっています。

地元に帰ると、年に一度しか会えない仲間にもたーーくさん会えます。

毎年毎年同じようにお祭りをやっていますが、会うたびに人はどんどん変化していきます。

写真のお神輿の上に勇ましく立っている子は、去年は途中で泣き出してしまっていましたが、
今年はきりりと役をまっとうしてくれました。
中二だった子たちは受験生になったり、職場を変える人もいたり、赤ちゃんが生まれたり、
1年と言う月日の長さ、大きさを知ったり、同時に短いな、あっという間だなとも感じたり。

自分自身は変わったと思っても、相変わらずちびっこのころからお世話になっている
おじさんおばさんたちはいまだ元気にご健在だし。

風景も変わったところもあれば、変わっていないところもある。

地元って素晴らしいなと思います。
昔の自分を知ってくれている人と付き合いを続けられていることに感謝です。

こんな風に思うのも、社会人になって数年間は、お祭りに行けなかったことがあるから。
お祭りに行けない。みんなに合わせる顔がない。無意識的に足が遠のいたことがあります。
でも、今思えばそれすらも、ありがたく感じる。ちゃんとした自分でいたい場所が、
自分にはあるということは幸せだと思う。

自分はいま、みんなに顔合わせられるように生きてるか!?笑
なんちゃって。



がん!がん!がん!

2015年7月22日水曜日

初呑みきり。

7月21日(火)

きょうは冬場お世話になっている武重本家酒造さんで、
初呑みきりが行われました。



僕は初めての参加でしたので、いろいろと教わりながら参加をさせてもらいました。
呑みきりとは、初めお酒を飲みきってしまう=飲み干してしまうのかと思ったのですが、
呑み(=貯蔵タンクの下にあるお酒の取り出し口)をきる(=開栓する)という意味の
言葉でした笑

貯蔵タンクそれぞれの呑みをきって、利き酒をし、品質の管理や熟成の度合いを見たり
するのが呑みきりの目的だそうです。この時期に呑みきりを実施することで、
これからますます気温が上がるので、品質が低下する可能性のあるタンクを見極めて、
未然に劣化を防ぐことができるそうです。

もちろん、高度な判断は僕にはできないので、プロの方たちが呑みきりを終えた後に、
参加させてもらいました。

今年の冬も酒蔵にはお世話になります!

酒米の栽培も順調なので、楽しみです。

がん!がん!がん!

2015年7月6日月曜日

五郎兵衛用水源水視察。

7月6日(月)

梅雨のパッとしない日々が続きます。
きょうは五郎兵衛用水の源水視察が開催されました。

総勢約150名。
大型観光バス3台で、五郎兵衛用水の源流をたどり、
蓼科山から水がわき出ている場所まで行ってきました。

参加者は基本的には五郎兵衛米を作っている農家さん。
普段は田んぼでしか顔を合わせない方々と日帰り旅行を楽しんできました。



五郎兵衛用水は、蓼科山から湧き出た水が鹿曲川(かくまがわ)となり、
864町歩もの田んぼの水を供給しています。
もちろん僕もその恩恵にあずかっております。

 
 
五郎兵衛用水の昔の水路です。
今は新しい水路を使用しており、昔の水路は崩壊しかかっています。





源水をペットボトルでいただいてまいりました。



お神酒。みんなで乾杯しております。
今年も無事、お米ができることを祈って。

それにしても、普段当たり前のように使用している用水。
源水をたどると、きちんと管理している人がいてこそ安心して利用できるのだと
始めて実感しました。感謝。

がん!がん!がん!

住まいづくりサマーフェスタ 2015 in ソニックシティ

7月5日(日)

7月4日(土)5日(日)と、埼玉に帰っておりました。
それというのも、↓に出るため。

住まいづくりサマーフェスタ 2015 in ソニックシティ
http://www.muku.co.jp/event/event/2015/06/20/20150704sonic.php

無垢スタイル建築設計株式会社が主催する、住宅の相談会で
場所をお借りしてお米の直売をさせていただいたのでした。



 
 

 



2日間に渡って、来場されたお客さまにお米の販売をさせていただきました。
過去、マルシェなどで直売をさせていただいたことはありましたが、
きょうはいつになく、たくさんのお客さまと会話をすることができた気がします。

商品の陳列やディスプレイも、今までよりも時間をかけて作りましたが、
ある程度の成果は出たかと思います。僕らは生産者ですが、もっともっと
販売のプロになるべく場数を踏んでいきたいと思います。

機会をくださった無垢スタイルの方々には本当に感謝です。
少しでも貢献できるように、会場に来て下さったお客さまが、
少しでもおもしろい、楽しいと感じてもらえるようなお店づくりを
今後もしていこうと思います。

密かに住宅を販売する際の営業スキルを盗み見つつ、
他分野の業界を調査しつつ、、楽しみながら今後もやらせていただきます。
ありがとうございました!

がん!がん!がん!

2015年7月3日金曜日

コンバインのメンテナンス2。

7月2日(木)

きょうは昨日に続きコンバインのメンテナンスのお手伝い。

工具を片手に片っぱしから部品を外していきます。
自分でも驚きなのですが、満足にネジも外すことができない。

適切な工具を選んで、きちんとした角度でネジを回す。
非常に狭い空間で作業をすることもあったりで、なかなか思うようにいかない。

きょうはチェーンを外し、クローラを外し、ベアリングの状態を見ました。








ベアリングとは写真の丸い部品のことです。
これがスムーズにくるくる回るかを判断しています。
もちろん僕は判断できないので、どういうときに交換が必要かをよく聞いて
勉強しております。

農機具にとってはこのベアリングの不具合が、大きな故障の
最大の原因になるそうです。なので、メンテナンスは主にこのベアリングの不具合を
見つけて、交換するのがメインです。僕はベアリングが見えるように各パーツを外すのが
いまのところのお仕事となっています。

きょうはチェーンを外す際に、割ピンをとるのが一苦労でした。。。

午後は、週末の直売イベントのための準備に時間をいただき一休み。

7/4.5の土日は↓のイベント@埼玉にお邪魔致します。

住まいづくりサマーフェスタ 2015 in ソニックシティ
http://www.muku.co.jp/event/event/2015/06/20/20150704sonic.php

お近づきの際は遊びに来てくださいね。

がん!がん!がん!

2015年7月1日水曜日

コンバインのメンテナンス。

7月1日(水)

畦草刈りの第一回目も終わり、田んぼの中の草取りもひと段落。

きょうは近所の農業法人で、コンバインのメンテナンスのお手伝いをしてきました。
メンテナンスと言っても、慣れている人が作業しても1週間程度かかる作業なので、
とーっても複雑です。

もちろん僕がお手伝いをすると言っても、ほとんど教えてもらうことばかりです。








僕はプラモデル作りにも苦戦するくらいなので、正直得意とは言えないこの作業。
ひとつひとつのパーツを外すだけでも、元に戻せるか確認しながらの作業で、
ヒヤヒヤものです。

ただ、農業機械は現場で故障することが本当に多く、今まではそういったトラブルに
あった場合でもお手上げ状態でした。メーカーの担当者をお呼びして
直してもらうので精いっぱい。これからは少しずつでも機械のことを理解して、
自分でも直せるようにしたいと思います。

それにしてもでかい、、、、

がん!がん!がん!

2015年6月29日月曜日

とにかく計測。

6月29日(月)



今年取り組んでいる新しい試み。

稲の大きさを5日ごとに計測すること。

各圃場において、指標となる稲を決めて5日ごとに大きさを測っています。
全長、葉の数、葉の長さ。意味があるかはわからないですが、測っています笑

いつも雰囲気で稲が大きくなったとか、あまり成長してないとか見ていたのですが、
今年は大きくなったかどうかがはっきりわかります。
当たり前ですが、晴れが続くと5日でも5センチくらい伸びちゃいます。

ちなみに写真でやっているのは、こちらも新しい試み。
水の入り具合の目安がわかるモノサシを設置しているところです。
ちょうどいい水面の高さのところに印がついていますので、田んぼ初心者の奥さんでも
水の入り具合が多いか少ないか一目瞭然です。これは奥さんのアイデアです。


がん!がん!がん!

2015年6月28日日曜日

稲を守る。

6月28日(日)



6月2日の田植え完了まで、またしても怒とうのごとく
日々は過ぎ、いまはひたすら田んぼの草取り作業です。

時間の許す限り、できる限り田の草を綺麗に除去します。
初夏の暑いなかでの作業になり、田んぼの作業のなかでも
過酷な作業になります。
今年は奥さんと手分けしてやっているので、作業もはかどります。

ここからの田の管理で、稲刈りのときの稲の姿は
いかようにも変わります。大切な稲を守るように雑草を
道具を使って除去します。明日も引き続き草取りです。

がん!がん!がん!

2015年4月10日金曜日

農作業は真っ盛り。

4月10日(金)

農作業真っ盛りのがんも農場です。

3月中盤から、怒涛のごとく日々が過ぎております。

いや、前回のブログの投稿以来バタバタと日々が過ぎていきました。

2月20日に私の結婚式があり、それから新婚旅行に行き、
3月に佐久に帰ってきてから農作業の準備。

ようやく作業が進んできて、先が見えてきました。



今年は初めてパートナーである奥さんと一緒に農作業をしています。
私自身も農業を始めたばかりですが、奥さんはもっともっと初めて。

ほんとのほんとに一から水稲栽培について伝えるのですが、
実際には伝えることの難しさを改めて感じています。

スケジュールから、栽培の流れ、田んぼの場所や道具の使い方。
言葉で伝えるだけではもちろんダメで、いつもダメだしをもらいながら、
資料を作っています。これからがんも農場に、新しく手伝ってくれる人が
出てきたときに、このデータはきっと生かせると思い、少しずつバージョンアップ
させながら作っています。

田んぼの作業はいま肥料まきを中心に進めています。

3月末にこれだけあった肥料も!!



いまはこんなになくなりました。
 
 
肥料まきが終わったら田打ちが始まります。


がん!がん!がん!

2015年2月17日火曜日

大吟醸の上槽。

2月17日(火)

今週末は結婚式。

式の後に旅行に行くので、酒蔵での仕事もいったんお休みになります。

フェードアウト気味の私の状況とはうらはらに、
酒蔵の仕事は佳境を迎えております。

きょうはついに高級酒である、大吟醸の上槽が始まりました。
普通酒と比べて、あらゆる工程において手間ひまをかけて作ってきた
大吟醸の醪(もろみ)をきょう搾り始めたのです。

想像以上の重労働に、いま目が開いているのがやっとです、、、

 



通常の普通酒ですと、機械で圧力をかけてもろみを搾りだしていくのですが、
大吟醸に限っては、もろみを袋に入れて吊り下げ、自然にしたたり落ちるお酒のみを
集めていきます。

搾りかた一つで味が変わってしまうとは、本当に繊細な飲み物なのだと改めて感じます。

大吟醸のもろみが入っている蔵は、通常出入りできないのですが、
入るとすごくいい香りが充満しています。

1升で1万円ほどもするそうで、普段は飲めないお酒ではありますが、
香りだけでも存分に味わえました。

と同時に、その香りを十二分に生かすためのあらゆる手段をとって
酒造りをしていくので、複雑かつ繊細な作業が要求される大吟醸。
終始ピリピリしたムードのなかでの作業でしたが、
その高度な技術を要する酒造りの一端をきょうは垣間見ることができました。

私にも大吟醸のようなお米が作れるのだろうか!?

がん!がん!がん!

2015年2月13日金曜日

湧水で炊飯。

2月12日(木)

我が家の炊飯の際には、近くで汲んできた湧水を使っています。
お米の炊飯には軟水が適しているらしいのですが、
この湧水がまさに軟水。ほとんどなんのミネラル分も含まれていないそうです。笑
望月少年自然の家という施設の近くにこの湧水はあるのですが、館長さんの
お話によると、蓼科山系の水だそうです。


 
先月くらいからこの水でお米を炊いているのですが、気のせいか、
ふっくらとなり、香りもよくなったと感じています。
 
 
 
浅科村は蓼科山系の水が田んぼの用水としても引かれているので、
やはり育った水で炊くと一味違うのかな!?
 
がん!がん!がん!

2015年2月12日木曜日

SAKE

2月11日(水)




酒蔵で働き始めてからというもの、日本酒をよく飲むようになりました。
自宅で晩酌自体をしていなかったのですが、最近は2日に一回くらいは
家でお酒を飲みます。

この「水尾」というお酒は、金紋錦という酒米を100%使用したお酒です。
この金紋錦という酒米は、長野県の木島平でしか栽培されていないと
言われており(実際にはいろいろな話も聞きますが、、、)、希少な
品種として知られています。

酒蔵で働いていてウワサをよく聞くのですが、同じく酒米の美山錦やひとごこちと比較すると、
格段に値段の高い酒米だそうです。

そんな希少な品種である金紋錦を使ったお酒を飲んでみたいと思い、
地元の酒屋さん=清水屋さんで購入しました。

香りも良くてすっきりとした味わい。
明らかに、自分の働いている酒蔵のお酒とは違うものでした。

杜氏さんに言われたのが、一種類だけではなくてとにかく飲み比べてみなさい。
ということでした。確かに一種類だけ飲んだのでは、特徴がつかみにくいですが、
二種類、三種類飲めばその違いはわかってきます。

普通の日本酒一升と比べると若干、お高いですがおいしいです!


がん!がん!がん!

2015年2月10日火曜日

食べること。

2月10日(火)

寒気が一気に来て、寒い日が続いています。
こんな寒い日には鍋がいい。

鶏の手羽元をぐつぐつ煮込んでクタクタになったら、
骨から肉をほぐしとって。そこにきのことか野菜をぶち込んでいきます。

味付けはシンプルに塩のみで。

鶏のだしがきいて、旨味たっぷりの鶏鍋ができあがります。



カセットコンロも最近購入したので、鍋もアツアツで食べることができます。
鍋のお供は日本酒。きょうは私の働いている武重本家酒造の蔵内生熟成。

明日も冷えるのかな。

がん!がん!がん!

2015年2月9日月曜日

道具が教えてくれる。

2月9日(月)





先週末、松本に行ってきました。
お米の勉強会で朝から夕方までしっかり栽培について学んだあと、
夜は松本の街に繰り出して、居酒屋で地酒をたっぷり楽しみました。

せっかく松本に来たので、まるも旅館に泊まって、
翌日は松本観光をしました。

まるも旅館は、松本民芸家具で統一されたお宿でリーズナブルでとても
落ちつくお宿です。街中にあるので市内観光にはとっても便利な宿でおすすめです。

 
 
 
松本は、陶器のお店や民芸家具、古道具屋など見て回るには十分な魅力的なお店があります。
引っ越してから、ごはん茶碗がなくて探していたのですが、今回購入しました。
陶片木というお店で一目ぼれした器が、冒頭に貼り付けておいた写真です。
 
萩焼というのは、非常に変化が激しいようで、使っていくと下の写真のように、
ひび割れたような雰囲気になってくるそうです。
 

 
 
いまからどんなふうに器が変化していくか楽しみです。
ところ変われば、器も変わる。気候風土によって、器の性質も変わるのですね。
道具というものは、大事に使っていると扱い方を教えてくれるようです。
以前、仕事で大変お世話になった先輩に、「道具が教えてくれる」という言葉をいただきました。
大事に使っていると、徐々にその素材の特徴をつかむことができます。
それが学びになるのだということだと理解しております。
 
経年変化を楽しみながら大事に育てていきます。
 
がん!がん!がん!