がんも農場のお店

2017年9月30日土曜日

新米初出荷。

きょうはがんも農場の新米、初出荷日でした。
僕はというとひたすら稲刈りと、田起こしをやっていたわけですが、
家では妻が怒涛の出荷準備を進めていたんです。

1-2年前から、納品書には必ず手書きでそのときのがんも農場について
ひとこと僕が書くようになったので、納品書だけは僕がひたすら手書きで
メッセージを書くのですが、それ以外の発送準備は全て妻が。
無事に今日予定していたお米の出荷は完了。
同時に直売所への出荷もスタートです。
これから1ヶ月間は新米バブル。ひたすら出荷しまくります。
これも今や妻の仕事。
僕は稲刈り、鶏糞散布、田起こし、籾摺り後のお米の搬送を
ひたすらやっています。10月11月とイベントも目白押しなので、
あっという間に年末になってしまいそう、、、
稲刈りはあと4日!

ひとまず今日を無事終えられたこと、
妻と手伝ってくれていた家族に感謝です。

がん!がん!がん!

2017年9月29日金曜日

稲刈り後半戦。

今年は田んぼが乾いていて稲刈りが順調です。
販売のほうも準備は妻が進めてくれているので、
安心して稲刈りに集中できます。
毎年毎年同じことをやっているようですが、少しずつ改善しています。
毎年少しずつ見渡せる範囲が広くなってきて、
その分少しだけ作業を増やすことができています。

今年は稲刈りは僕と父、販売は妻。子守りは母という感じで
役割分担ができました。昨年も同じ体制だったので、
より作業がスムーズにできているのを感じます。
なにを自分でやって、なにを人に任せるのかのシミュレーションですね。

きょうで稲刈りは前半戦が終わり、明日から後半戦に突入です。
無事に稲刈り作業が終えられるよう残りの作業も慎重に行います!

がん!がん!がん!

2017年9月28日木曜日

プロ野球盛り上がってますね!?

稲刈り中休み。

ちょうどいいタイミングで雨が降り、
稲刈り以外の急ぎの仕事を片付けることができました。
なんせ出荷も同時並行してやっていくので、、
偶然にも埼玉からも来客があって、対応もできたし、
ラッキーな雨でした。
夜になると急激に気温が下がり寒くなってきました。
明日は7℃まで気温が下がるらしい。冬のようですね。。。

最近、ラジオをBGMにして生活しているので、
クライマックスシリーズとかマジック点灯とか言ってますよね。
野球をほとんど知らずに生きてきたので、あんまり意味もわからないんですが、
もうオヤジに近づいてきたので、ここらでプロ野球と朝ドラと大河ドラマは
ちゃんと見ていこうかなと、秋の夜長に思ったりします。
まずはどこを応援するか決めないといけないんだけど、長野だと
グランセローズで、応援しようにも観戦できないし、
楽天よく使うから楽天かな~とか。それだったらアマゾンのほうが使うけど
アマゾンないし。佐久鯉が特産の佐久としてはカープ応援したいとこだけど、
いま強いから応援してるとか突っ込まれるのイヤだし。
埼玉出身だからライオンズかな~。ちいさいころ連れて行ってもらったことあるし。
西武球場。

がん!がん!がん!

2017年9月27日水曜日

来シーズンの仕込み2

きょうも稲刈りの前に来シーズンに向けての下準備。
土壌分析のために鶏糞をまく前に田んぼで土の採取。
稲刈りを終えた田んぼから順に採取していっています。
毎年投入している肥料によって、どのように土壌が変化しているか、
変化していないのかも確認します。

きょうも田んぼは乾いていて稲刈りは順調。
夕方から雨予報だったので、急いで鶏糞をまいて、
籾摺りしてもらった玄米を精米のために村松商店さんへ搬入。

稲刈りが始まって以来娘は両家の両親にかわるがわる見てもらっている。
帰宅すると上機嫌の娘が待っていて、疲れも忘れてしまう。
日に日に成長しているのがさらにびっくり。やっぱり一日中かまってもらっているから、
いろいろなこと覚えるんだな~。と感心してしまうのと、感謝と。

さてさて、明日は午前中雨なので新米発送準備を進めます。
稲刈りは一旦休止かな!

がん!がん!がん!

2017年9月26日火曜日

稲刈りと同時に来期の仕込みを少しずつ。

稲刈り真っ最中ではありますが、来シーズンの仕込みをスタート。
今年は稲刈り後に鶏糞をまくことにしました。

かねてから、浅科の田んぼは粘土質の土壌でそのおかげで
うまいコメがとれると言われていますが、デメリットもあるようで、
粘土質の土壌は、土が乾きづらく未分解のワラなどがあると
ガス湧きがとても起こりやすいんです。
今年はワラの分解をできるだけ進めるために、分解に必要な
窒素分として鶏糞をまいてから、秋の田起こしをすることにしました。
作業としては1行程増えてしまうんですが、有機栽培を目指しているので、
ワラも肥料分として十分に使えるよう工夫してみました。

また佐久は冬がとても寒いので、温暖な地域と比べてもワラの分解は
進みづらい環境でもあります。できるだけ地温が高いうちに鶏糞とワラと
土をトラクターで混ぜてあげて、分解を進めてあげます。こうすることで、
田植えのときに苗に必要な窒素分が土壌の中で準備されるようです。

本当はphの調整によってより分解が進み、稲の生育にも適した土壌が
作れるようなのですが、お金もかかることなので少しづつ実験してみます。

そんなわけで、朝から鶏糞をまく作業の準備をして、朝露がとれてから
稲刈りスタート。きょうも順調に作業完了できました。

初日の稲刈り分の乾燥、籾摺りが完了したので引き取り。
お米の精米のために村松商店さんに運び込みました。

明後日は天気が下り坂のようです。どうなるか。

がん!がん!がん!

2017年9月25日月曜日

初ピクニック。

朝からまずは稲架かけの修復作業。
棒の位置を変えてみたりとか、足を3本にして安定をよくしたりとか。
やってみるとわかることってありますよね。

コンバインの作業もあるので、稲架かけは途中で作業中断。
きょうは今シーズン一番の難所である田んぼ。
4枚で46aの田んぼ。
乾燥をお願いしているライスセンターから一番遠いので、
搬送にも時間がかかる上に、今年は倒伏してしまった。
去年は倒伏していなかったけど、ぬかるんでいたために、
夕方まで時間がかかってしまった。
今年は田んぼはよく乾いているが、倒伏してしまっているので、
刈取りには時間がかかる。時間短縮のため、昼ごはんはきょうは、
田んぼですることにした。




やっちゃん、初ピクニックでした笑

おかげさまで予定より早めに無事稲刈り完了。
夕方、改めて稲架かけ修復もできてこちらも完了。
隣りの田んぼのKさんから、蓼科山に向かって立てると朝日と夕日が当たっていいんだよ
と、教えてもらう。なにごとも勉強ですね。
今度は倒れませんように。

がん!がん!がん!

2017年9月24日日曜日

稲架かけぶっ倒れる、、、

秋晴れ!

稲刈り初日を無事迎えられました。
コンバインも問題なく出動!

初日だったので3反分、余裕をもって完了。

と思ったら、携帯電話に着信が。
先日稲架かけした田んぼの隣りの方から連絡があり、
稲架かけした稲が倒れてるよ~。と。

余裕かまして家にいたので、慌てて出動!
田んぼ一枚分、まるごとぶっ倒れていました、、、、(汗)
すでに夕方16時。出来る限り稲をよけて、
棒を立て直すところまでは完了。

明日の朝に続く、、、、

がん!がん!がん!

2017年9月23日土曜日

初日稲刈りは延期としました。

確か去年もそうだったと思うのですが、
初日から雨降りで稲刈りを延期しました。
昨晩まとまった雨が降ってしまいました。今朝からは曇り~晴れと
天気は回復したのですが、稲が濡れていたので大事をとって
延期にしました。なにせ仕事が間に合っていないので、
この延期をいいことに事務作業を進めました。

明日からいよいよ稲刈り開始予定!?

妻の家族のサポートで第一次稲架かけは完了しましたが、
きょうからは僕の両親が入れ替わりでお助け隊で佐久に来てくれました。
明日から10日間コンバインでの稲刈りになります。
トラブルなく機械が最後まで動いてくれますように!

がん!がん!がん!

2017年9月21日木曜日

日々精進。

コンバイン作業開始を前にして、少しだけ時間ができました。
おかげで手を付けられなかった田んぼの整備を今日することができました。
2年前から借りている田んぼ。
水を取り入れるU字溝が壊れていて、水を入れたくないときにも
田んぼに水が入ってきてしまい、一年中ぬかってしまうんです。
多少のU字溝の破損であれば、セメントで埋めてしまうんですが、
そういったレベルではないので田んぼに溝を掘ってそこに水がたまるように
することにしました。機械はないので手作業です。スコップでひたすら掘ります笑
おかげでぬかりやすい3枚の田んぼに溝を掘ることが出来ました。

もう一つ、やりたくても後回しにしていた作業があります。
稲の本数を数える作業です。
稲刈り前に、稲の分けつが最終的に何本になったのか、
1株当たりの茎の本数を数えていきます。圃場ごとに肥料や土壌の質も違うので、
同じ肥料をまいていても分けつの本数は違ってきます。なので、圃場ごとに
平均1株何本かを数えました。来期の肥料の量を調節する上で参考になります。

毎年毎年、それぞれの時期にできていなかったことも、少しずつ出来ることが増えて
きたような気がします。それに、思いつかなかったことに気付くようにもなります。
勉強してわかることもありますが、作業を繰り返すことで見える範囲が広くなってきた
事もあると思います。こうして考えると、キャリアの長い人には勝てないと思いますが、
少しでも差を埋めるべく座学で勉強しようと改めて思います。それと思いつく限りのことに
挑戦します。

同時に体力が年々落ちているような気もします、、、
やはり走り込みなどすべきなのか、、、

がん!がん!がん!

2017年9月20日水曜日

祝!第一次稲架かけ完了。

娘が生まれてからというもの、夫婦二人での農作業というのは
なかなかレアケースとなった。
それが両親の手伝いもあってきょうは夫婦で出動。
コガネモチ、ミルキークイーンの稲架かけを完了できました。
きょうの田んぼは難所でして、U字溝が壊れていて水がいつも入ってくるので、
田んぼが乾かないんです。膝くらいまで入ってしまうようなぬかっている田んぼなので、
機械で稲刈りができず、手刈りです。夫婦助け合っての作業でした笑
なんとか完了できたのでよかった。来年に向けて少し田んぼの整備もします。
このぬかるみをなんとか解消したいもんです。

週末からはコンバインでの稲刈りをスタートさせたいので、その準備もぬかりなく。
本格的な稲刈りへと進みます。

それにしても稲を刈り取ったあとの田んぼはさびしいです。
冬の到来を感じさせます。日も短くなり、気温も下がってきました。
来年の米作りに思いを巡らせます。
トンボがものすごく飛んでます。

がん!がん!がん!

2017年9月19日火曜日

棒がいつ折れるかドキドキ。

去年は9畝(270坪)の稲架かけ(はざかけ)でした。
草だらけにしてしまい、収量も少なく、稲架かけも拍子抜けなくらい
あっという間に終わりました。作付けしたのはモリモリモチという
もち米でしたが、あっという間に完売しました。

今年はというと、増産です笑
2反9畝(870坪)の田で3種のもち米を作っております。
草も今年は抑えることができました。
おかげで稲架かけ作業もやりがいあります。
明日で作業3日目。明日には終わる見込みです。

がんも農場で使っている稲架かけの棒は、お借りしている田んぼの
地主さんが使用されていたものです。もう稲架かけをしなくなったので、
まるごとお借りしています。昔使っていたものなので、棒は木を切って
作ったもので、自然のものなので微妙に曲がったり反ったりしています。
それでも、3本を抱き合わせて足を作ると強度が出て、さらに上から長い棒をかけて、
稲をかけて、重みが加わるとさらにしっかりとした足になります。
3本を抱き合わせるときには、わらで編んだ縄を使います。
こちらも昔使っていたもので、自然のものなので自然と劣化して切れます。
きょうも幾度となく縄が切れて、一回は稲架かけの棒が全部倒れました笑
みんなで時間をかけて、かけた稲を全部取ってまたかけなおすという作業は、
修行ですね。いや苦行ですね笑

これも味と言えば味でしょうか。
木もいつ折れるのか心配です。明日までしっかりと立っていることを願って、
きょうは床に就くとします。

がん!がん!がん!


2017年9月18日月曜日

落語のような稲刈り。

稲刈りの初日を迎えました。
メインとなるコシヒカリのコンバイン稼働は今週末からスタートですが、
まずはもち米のハザかけから。

もち米は、コンバインで刈ってしまうとうるち米と混ざってしまう恐れがあるので、
掃除などの手間や作業性などから考えて、ハザかけにして天日干し乾燥を
しています。きょうは早生の品種であるコガネモチの刈取りをしました。
明日も引き続き作業をします。
ちなみに実験的に栽培しているミルキークイーンも同時に刈取り予定です。

台風から一気に真夏日となった今日。
明日はもっと暑くなるみたいですね。

ハザかけの作業をしていると、みんなで作業をしたくなります。
バインダーで刈り取る人、稲の束をハゼ棒にかける人、刈り残した稲を手で刈る人、
落ちた穂を拾う人、たまに手伝いながら遊んでる人。などなど。
いろいろな人の出番があります。なんかいいんですよね。
登場人物がいっぱいいることができて。なんか落語みたい。
きょうからお義母さんも埼玉から応援で来てくれました。
明日もがんばるぞー!

がん!がん!がん!

2017年9月17日日曜日

低過庵。

もう7年前になるけども、移住した日は年明けすぐの
寒い寒い冬の日だった。暗くなるのも早く、夜はすぐにやってきた。
それまで東京の環状7号線沿いのアパートに住んでいた僕は、
佐久の夜のあまりの静かさと暗闇にそら恐ろしくなったもんだ。
今思えば、東京生活のほうが異常なのかもしれないけども、
毎晩長距離トラックのクラクションとか、救急車やパトカーの
サイレン音など、一日中止むことがない。朝起きて、
駐車場から車を出した瞬間にシートベルトで白バイに捕まったこともある笑
それくらい、がやがやと騒がしい場所だったんだ。

佐久に移住して、夜は暗さと静かさに慣れた。
たまに実家の埼玉に帰って泊まると、近所から聞こえてくる声やドアの
開け閉めの音でさえうるさいと感じるようになった。

きょうはそんな7年前の田舎暮らしを始めた当初の原体験を
思い出させてくれる日だった。

茅野で開催されている縄文ライフフェス。
そのイベントの一環で、藤森照信先生が設計した「低過庵」を作るという
ワークショップにこの夏参加させていただいていた。
その低過庵がきょうオープンしたのだ。きょうは初日ということで、
ワークショップ参加者や藤森先生を初めとした関係者のみなさんも
集まった。低過庵は半地下になっており、6人ほどが入るとちょうどいいくらいの茶室。
特徴的なのは、屋根が開閉式になっており、スライドさせると天井が無くなって
青空が望める。日中にも関わらず、屋根が閉じているときには窓がないので
ろうそくを灯して暗がりでお茶を楽しむ。静かで落ち着く空間。
しかし、ひとたび屋根が開くと一気に光が差し込んで気持ちが高揚する。
ほんの10分ほどの体験だが、静かな暗がりから、明るい賑やかな空間に様変わりする
その茶室は、貴重な体験を与えてくれる。静かな暗がりで6人が膝を突き合わせているとき、
明るくなって自然と会話が弾むとき。置かれている環境でこうも、人の心の持ちようが変わるなんて
考えたこともなかった。

でも、思い返してみれば腑に落ちる。
7年前に東京から佐久に移住した僕は、あれからきっと明らかに性格も考え方も変わっている。
それがいいとか悪いとかではなくて、変わるものなんだと思う。

低過庵の体験は、そんな人にとって当たり前のことを
思い出させてくれる素敵な茶室でした。

ちなみに、「高過庵」も「空飛ぶ泥舟」もきょうは開放してくれていて、
それぞれ体験させてもらった。こんなにわくわくするなんて久しぶり。
強烈なパワーをいただきました。

がん!がん!がん!

2017年9月16日土曜日

農民として。

うっかり草取りを忘れていた田んぼが一枚あることに気づき、
きょう慌てて作業に入る。台風前で時間がないと思っていたら、
なんとか夜までもちそうで、無事草取りも完了。
合わせて、溜め池の草刈りも。

溜め池の草刈りをしていると、同じ集落で田んぼを作っている方と
行き会う。黒田さんはどれくらいやってるのかね?
ここ数年、毎年少しずつ田んぼの耕作面積が増えてきて、
その範囲は浅科村全体に点在している。
いま耕作しているのは4町分弱である。
田んぼのオーナーの名前を伝えると、8割方知り合いなのだから
びっくりする。実に16名の方からいま田んぼをお借りしている。

みなさんそれぞれ個別の事情があって田んぼの耕作ができなくなり、
やってほしいというお話をいただき、縁があって僕が耕作させていただいている。
田んぼの稲刈りが終わると、年末までに年貢という形で現金かお米で
借り賃をお渡しする。年貢は相場がだいたい決まっているが、これも田んぼによって
まちまちで、耕作する田んぼの状態によっても違ったりする。

田んぼには、オーナーご本人との関係ももちろんだが、付随するご親族との
関係もでてくる。昔から、自分の親族の田んぼのお米を食べてきた方もいて、
そういった方には、年貢とは別に耕作した田のお米をお分けすることもある。
もちろんこちらも商売なので有料ということにはなりますが。。。

こうして、米作りをしていると、単なるお米の栽培と販売だけではなく、
田んぼの持ち主であるご家族や、田んぼのご近所の方との関係が出てきて、
話題に事欠かないくらい。

全国各地に田んぼはあって、お米が作られているけども、こうして米作りをしていると、
まさに田んぼは暮らしと密接につながっているんだと実感できるのである。
だからこそ、乱暴に効率性とか利益という数字だけで推し量れないものがあると
現場にいればいるほど感じてしまう。こんな田んぼ、地域でいつまでも守りたいと
思うのは、農民になったから感じるんですかね。

がん!がん!がん!

2017年9月15日金曜日

親ばか。

きょうは娘(9ヶ月)と二人でお留守番。
何か月ぶりだろうかな。
前にお留守番したときはまだ母乳しか飲まなくて、
それでも粉ミルクを哺乳瓶で無理やり飲ませようとして
泣きまくる娘との格闘だった。

あれから娘は母乳を卒業して粉ミルクを哺乳瓶で飲むようになり、
離乳食も始まった。それからというもの、妻だけではなく、僕も娘に
ミルクをあげたり、食事を食べさせたりできるようになった。

きょうはそんな成長を遂げた娘との久々のお留守番。
どうなるかな~と思っていたら、なにも心配することはなかった。
朝からミルク、離乳食、ミルク、と問題なく食べて飲んで、
そして午前、午後と少しずつ昼寝までしてくれた。
おかげで想定していたよりも仕事はできた。

いつもよりは不安なのか、起きている間はどこへ行くにも
引っ付きまわって、トイレに行ったら泣きまくる。
あとうんちも一日で3回もした。それ以外は平穏だった。

気づいたら、役割分担ができてきてあまり娘と過ごす時間も
少なくなっていたなと気づく。とは言っても、田んぼに出ていれば
遊んでる時間もないんだけども、きょうは久しぶりに一日中娘と
一緒にいたので楽しかった。いや~成長したなー笑

がん!がん!がん!

2017年9月14日木曜日

光陰矢のごとし。

草取り猛烈な追い上げで完了!笑
稲刈り後に小麦をまきたいので、畑の片付けも進めなくてはいけない。
使わなかった畑をいったんトラクターで起こして、草刈りもして。
畑もある程度進められたので、よかった。
週末は台風が来るようなので早め早めに。

それにしても毎日毎日あっという間に過ぎていく。
稲刈りの準備もあと少し。

がん!がん!がん!

2017年9月13日水曜日

修行。

きょうもきょうとてクサネム退治の一日。
一日中田んぼの中を歩いていると、とても貴重な時間のように感じてしまう。
こうして田んぼにいるともっとこうしたいというアイデアがどんどん出てきて、
やりたいんだけども、時間に追われてなかなかできない。

机の上でスケジュールを考えていた段階では、思いつかないことが
田んぼにいると思い浮かぶということがある。
やっぱり田んぼにいる時間が多い方がいいんだと思うが、
なかなかそれだけやっているわけにもいかないところがつらいところです笑

将来田んぼの作業だけすればいいという状態になったら、最高だな。

と言いつつ、もしかしたらあっちこっちとやっているのが性分なのかもしれない。

先日、勉強の哲学という本を読んで、ユーモアとアイロニーという言葉を知った。
ユーモアは話題を水平的に連想的に転換していく。
アイロニーは話題を垂直的に深く追求していく。

範囲を決めて深掘りして、また違う分野を深掘りして、そんな感じがいいらしい。
勉強の仕方も全然ダメなので、ノートを取りながら記録していく。いつでも引用できるように。
中学校の受験のとき以来、まともに勉強した記憶がない。
あれから18年も経つのか!いかんいかん。

クサネムをとりながらアタマのなかを逡巡してるんです。

がん!がん!がん!

2017年9月12日火曜日

夏休みの宿題のように。

新米に向けていろいろと準備中である。
だいたい見えてきたものの、やればやるほど詰めの甘さが露呈してきて、
まだある、まだある、という感じでダラダラとまだ戦っている。

そうこうしているうちに、草取りも終えなくてはいけない時期が近づいている。
どこの地域に行っても最近流行っているのがクサネムというやっかいな雑草だ。
中干しのあとに芽が出て今くらいの時期になると実をつける。この実がやっかいだ。
もし、このクサネムを放置して稲刈りをしてしまうと、ちょうど実が種もみと同じくらいの
比重らしくて、そのままコンバインに収穫され、乾燥機に行き、果ては籾摺り機までついてくる。
最後には玄米と一緒に米袋に流れ込んでくるのである。
このやっかいな雑草をようやく今になってとっているのだから、正直出遅れた感あります。
玄米に混入させるのはまぬがれたいので、完全に抜き取りますが、種は田んぼに落ちてしまう。
来年も同じ景色、いやもっと大発生してしまう、、、

というわけで、来年はお盆休みをとる前に徹底的にクサネム退治をしてから、
気持ちよく休みをとろうと思います。ちょうどお盆明けてから今年は会津若松と奥久慈に
行ってきたのですが、どこへ行ってもこのクサネムはあるんだなーと感心しちゃいます。

で、草取りやりつつも新米に向けての準備で、直売所用に作成しているタグを
リニューアルしています。今までは手作りで和紙とわら半紙を張り合わせたりと、
なかなかの家内制手工業でして、直売所も3店に納品させてもらっており、
これは改革しないとこれ以上手が間に合わない!そんな状況を見て印刷に
することにしました。しかし、単なる印刷だとせっかくこれまで丁寧にタグを
作ってきたのにイメージダウン。そこで、活版印刷なるもので手書きの文字を
印刷してもらうことにしました。手作り感でるといいんだけど。

そして、まだ入稿できてませーん!

がん!がん!がん!

2017年9月11日月曜日

こども。

あっという間に稲刈りが来た。
今年はほんとにほんとにそんな感覚だ。

昨年11月に子供が無事に生まれてホッとしたのも束の間。
3月から本格的に米作りが始まった。
家族をはじめとしたたくさんの人の助けが本当にありがたかった。
無事に田植えを終えてまたホッとした。
田植え後に、初めて子供を連れて埼玉に帰省した。
また一つホッとした。

夏には地元のお祭りに子供を連れて帰って、地元のみんなに子供を紹介できた。
少し余裕が出てきたと思ったら、そしたら今度は子どものことが気になり始めた。
夜は寝ない。ミルクは飲んでくれない。哺乳瓶もお手上げだ。
そのころは草刈りや溝きりをやっていた。なんとかかんとか乗り越えてきた。

ふと気づいたら稲刈りが間近になっていた笑
気づいたら子供は離乳食を食べるようになって、哺乳瓶でミルクも飲むようになっていた。
夜はぐっすり寝てくれる。つかまり立ちも、つたい歩きも少しずつできるようになった。
倒れてもちょっとやそっとじゃ泣かなくなった。

3月からの半年間でやっちゃんはだいぶ大人になってくれたようだ。
ふりかえるとほんとうにびっくりするくらいだ。

やっちゃんのこと、やっちゃんのこと、と考える癖がついていたけども、
3月のころと比べたら、いつの間にかやっちゃんにかかる時間が
少なくなっている。

稲刈りには、家族が助けに来てくれる。
僕はお米のことに集中しよう。

来年はもっともっと家族で米作りができそうだ。
それにしても、子供は頼もしい。

がん!がん!がん!

2017年9月8日金曜日

勉強の哲学その2。

くどいようだけども、読み進めれば進めるほど、
小さいころからなんとなく自分の心の中にあったものが、
解きほぐされるような気がするので、書き留めておこうと思う。

自分が勉強をするとき、なにかについて知識を深めたいとき、
なにをもとにするだろうか。本やネット、人に聞くなど様々だ。
だけども、情報を得る対象が信頼に値するモノかどうかは、
検討する必要がある。比較して検討して、そのモノが情報を得るに
値するモノなのかどうか。しかし、比較検討していったときに、
対象が絶対的に信頼に値するモノかどうかは結局わからない。
絶対的なものなどないのだから、ある程度比較検討したうえで、
決断(本書では比較検討することを中断して)して、知識を得るという
行動をする。しかし、深掘りしていくうえでも注意が必要なのは、
深く深く知識を得ていったときに終わりがないことだ。結局またある程度のところで
中断して、また別の知識を得るために資料を比較検討し、勉強しての繰り返し。

本書でもっとも強く残った言葉は、”決断をしない”という言葉。

決断をするということは、絶対的な何かを信じるということだ。
しかしながらどんなに調べ尽くしても、絶対的な真理なんてありはしないのだから、
決断=盲信ということになってしまって、どこか宗教的なものを感じてしまう。
もちろん場合によっては一時的に何かを盲信することで突破できるなにかが
あるのかもしれないが、自分が心底信じていると絶対的に感じていることには
注意が必要だということだ。それはすなわち世の中に流されているのと
さほど変わらないのだから。

世の中に流されることから自由になるためには、常に勉強してさらに比較検討して
また勉強しての繰り返しなのだということだ。

がん!がん!がん!

2017年9月7日木曜日

勉強の哲学。

「勉強の哲学」千葉雅也著という本を読んでいる。
なんのために勉強をしているのか、とか、
勉強をするとはどういうことなのか、ということが書いてある。
勉強をするということは、周囲のノリから外れることだという。

確かに周囲の環境に流されるように生きている限りは、
自分で勉強する必要性なんて感じないかもしれない。
疑問を感じたり、批判的な意見を持つことから、初めて自分で
知識を深めようとする行為が始まる。

本の中にこんな一節がある。
みんなと一緒にケーキを食べていて、”おいしいね”という友人に対して、
”おいしいね”と返すのがふつう。”おいしいっていう返答以外許されてるの?”と
返す人がいたとしたら、場を凍りつかせるだろう。”なんか音楽みたい”という
返答をする人がいたら天然ボケの人だと思われるだろう。
また、このケーキがいかにうまいかを人一倍知っていたとして、
そのことをしゃべり続けたとしたら、、、このケーキはどこどこの洋菓子店の
流れをついでいて、誰が初めて開発した人で、、、、みんなひいてしまうだろう。

つまり、空気を読んだ答えをする場合は、”おいしいね”の一言である。
こうした同調圧力から逃れるために勉強をする、という理解でいいのだろうか。
まだ読み始めたばかりである。笑

がん!がん!がん!

2017年9月5日火曜日

草刈り。

雨が少し長めに降りそうな予報が出ていたので、
慌ててきょうは猛ダッシュで草刈り。

妻もやっちゃんも動員でひたすら草刈り。
あまりの集中で、やっちゃんが泣いているのを田んぼの隣りに
住んでるおばちゃんが気づいてくれて、あやしてくれていた笑
ありがたいことです。知らず知らずのうちにいろんな人の支えで
やってこれてるんだなと、改めて思います。

夜になって雨がシトシト。
明日は雨模様なので今度は事務作業がんがんやらねば。
まだまだ新米の発送の準備が残ってるのだ。

がん!がん!がん!

2017年9月4日月曜日

インディーズバンド。

米農家というと、よくニュースなどでもワードとして出てくるし、
割とメジャー感ありますよね。でも、米農家と一口に言っても、
ピンからキリまでさまざまで、、、
なんとなく、米農家という言葉でがんも農場がくくられると少し違和感がある。
なぜって、米農家としてはまだペーペーだし、周りの米農家さんから見たら、
ものすごく小規模だし、機械は全部そろってないし、ちまちましたことやってるなー
なんて思うんです。それで、ふと思いついたのがインディーズバンド。
そうか!
そうなんだ!

がんも農場はインディーズバンドみたいなものだ。

プロモーションも制作もマネジメントも経理も、もちろん演奏も。
全て自分たちでやっている。自分たちの表現したいことがあるから、
隅から隅まで自分でやって、手間かけて時間かけてって、めんどくさいことばっかり
やってる。それでも楽しいから、自分たちでアイデア出して、それをすぐに実行して、
お客さんからの反応があって、それが楽しいからがんも農場をやっている。
7年前に一人で立ち上げたこのバンドも、家族ではあるけども仲間が少しずつ増えて、
いまは3人体制でやっている。そしたら、お客さんも少しずつ増えてきて、
今までよりも少しだけ遠くの人に声が届くようになった。

もちろんまだまだメジャーデビューには程遠い。
埼玉にライブ(=試食販売)に行くことが決まりそうだ。
まだ自分たちの名前で客は呼べないんだから、バンドメンバー乗合で車に乗って
ライブ会場(=お米売場)まで駆けつけるよ。そうやって全国のライブハウス(=スーパー)を
まわって少しずつファンが増えていけば、メジャーデビューも夢じゃないと思うんだわ。
日本武道館目指してがんばろうぜ!笑

それにしても、Sportifyで人気急上昇中の日本人アーティストampmにはびっくりです。
日本ではほとんど知られていないのに、ジャカルタで7000人を動員するライブをやってのける。
僕ら世代はモンゴル800とかハイスタの世代ですし、長々とインディーズバンドの
サクセスストーリー風を書いてみたけども、今はそれとは全く違う形で圧倒的なスピードで
名をあげるアーティストがいる。

考えなおそっと!

がん!がん!がん!

2017年9月3日日曜日

視覚。

ダイアログインザダークというイベント?があるらしくて、
とても興味津々である。
暗闇の中を案内人にしたがって歩いて行くんだけど、
真っ暗なので何も見えない。足の感触や手の感触、
匂いなど見る以外の感覚をフルに稼働させて体感する。

ラジオでその案内人の方がお話していたんだけども、
その方は盲目だった。つまり暗闇の中で普段から生活しているので、
むしろ暗闇はふつう。普段、目が見える僕らにとってみれば
暗闇は恐怖そのものだけども、盲目の方にとっては得意な世界。
ダイアログインザダーク=暗闇の中での対話。という体感イベントは、
暗闇という環境を利用して、普段想像もしないような世界に行くことができる。
暗闇に行くことで、盲目の方の世界を少しだけかいま見ることができる。
対話とは相手の状況や環境を理解しなければ成り立たないわけで、
暗闇に自分を置くことで、対話のきっかけになるんだろう。

ぜひ体感してみたい!と思ったが、8月末に常設の施設は閉店してしまうらしい。
期間限定で開催することもあるそうなので、ぜひ機会を探して行ってみたい。

ある世界では優位な立場である人が、違う世界に行ったら逆転するなんてことは、
話としてはよくあると思うけど、なかなか自分を客観的にみることって難しい。

もう一点、目で見るという感覚をあえてなくすことで、他の感覚が冴えるということがあるらしい。
今治タオルが、このイベントのグッズとして販売されているのは、真っ白い真っ白い清潔感の
あるタオルを目指すのではなく、手触り感にひたすらこだわったタオルを作りたいという
強い思いがメーカーの方にあったからだ。真っ白いという視覚的な特徴をあえて遠ざけて、
手触りをひたすら追求したらしい。それも盲目の方にテストを繰り返してもらったそうだ。

ごはんも目で見えなかったとしたら、、、、

かつて、新卒のときの面接に私服で行き、見た目で判断されたくないのでこの格好で来ました。
と言い放ち、あっけなく不合格となった過去をもつ僕にとっては、ようやく時代が来たな。
などと思うのである笑

がん!がん!がん!

2017年9月2日土曜日

中干し。

草刈りをしながら、今年の米作りについて振り返る。
3月から始まったお米作りも終盤。
日々の積み重ねの集大成がいまの田んぼです。
気候が不安定な昨今ではありますが、それ以前にまだまだ技術的に
未熟な部分も多く、今年もたくさんの反省点、改善点があります。
どう改善したらいいかわからないこともあり、トライアンドエラーで
より良い方向を探っているような状況です。

最近、全国各地の田んぼや、身の回りの田んぼをよく見ます。
いろいろ見たりして自分の田んぼと違うところ。また師匠に指摘されていたこと。
いっぱいありますが、少しずつ変えていこうと思います。ただ無闇に変えていってしまうと
そのままでいい部分と変えたほうがいい部分が自分のなかでわけわかんなくなってしまうので、
本やネットなどで調べたりしながら、検討しているところです。
一つ来年から変えてみようと思うことで、中干しの方法があります。
中干しは7月上旬~中旬くらいに田んぼの水を切る作業で、土中のガス抜きをしたり、
秋の作業のために土壌を固める作用だったりといろいろと効用はありますが、
乾かしすぎると土にヒビが入って根を切ってしまいます。
浅科は粘土質の田んぼのため、沼のようにぬかる田んぼもあります。
それで、コンバイン作業の際に機械がハマってしまう恐れもあるため
精いっぱい乾かしていたのですが、そのせいで根が切れてしまい最後のほうに
稲の葉の一部が枯れてしまうことがありました。

通常、稲刈り時には稲の葉の1-2枚は枯れてしまうものなので、気づかなかったのですが、
師匠に指摘され、他の田んぼの方の稲を見ていくと、どうやら僕の稲は枯れる枚数が
1枚多い。2-3枚枯れてしまっている。場所で言うと、下の葉なのですが、この葉は根っこを
育てるための葉。つまり生育終盤で根が切れてしまうことで最後の最後で生育がストップ
してしまっている。なにが原因かよくわからなかったのですが、どうやら中干しが原因のよう。
来シーズンはこの中干し作業を少し注意深くやってみようと思います。

ほかにもいくつか来年改善する作業があります。
作業を変える場合、その前後の作業や資材などいろいろと付随する作業が出てくるので、
今からなにをしなくてはいけないか検討しているというわけです。

今シーズンもまだまだ最後の草刈りちゅう!

がん!がん!がん!

2017年9月1日金曜日

牛と出会う。

稲刈りが近づいてきました。
田んぼでは草刈りの作業やら草取りの作業やらを進めております。
同時に畑も稲刈り前までには整理しておかなくてはいけないので、
きょうはじゃがいも掘り。予定していたよりもだいぶ遅くなってしまいましたが、
ようやくじゃがいも掘れました笑 新しくお借りした畑は地力があったようで、
じゃがいもは豊作。それにトマトやオクラもいまだにとれ続けていて、
食べまくっています。
 
夕方になって作業も終わるかな~というところで、近所の牧場のTさんが声をかけてくれて、
子牛を見にいくことになりました。やっちゃんにとっては初めての牛さん。
 
 
てくてく歩いて行くと

 

大きな牛さんたちがいました。
高成牧場さんは肉牛を育てています。
うちの近くにある道の駅ほっとぱーく浅科でも、たまに牛肉を直売していますが、
めちゃくちゃおいしいです。牛の話は全然知らない世界なので、とてもおもしろいです。
また遊びにいきます!やっちゃんにとっては歩いて行ける動物園ですかね!
ありがとうございました!

がん!がん!がん!