がんも農場のお店

2017年9月26日火曜日

稲刈りと同時に来期の仕込みを少しずつ。

稲刈り真っ最中ではありますが、来シーズンの仕込みをスタート。
今年は稲刈り後に鶏糞をまくことにしました。

かねてから、浅科の田んぼは粘土質の土壌でそのおかげで
うまいコメがとれると言われていますが、デメリットもあるようで、
粘土質の土壌は、土が乾きづらく未分解のワラなどがあると
ガス湧きがとても起こりやすいんです。
今年はワラの分解をできるだけ進めるために、分解に必要な
窒素分として鶏糞をまいてから、秋の田起こしをすることにしました。
作業としては1行程増えてしまうんですが、有機栽培を目指しているので、
ワラも肥料分として十分に使えるよう工夫してみました。

また佐久は冬がとても寒いので、温暖な地域と比べてもワラの分解は
進みづらい環境でもあります。できるだけ地温が高いうちに鶏糞とワラと
土をトラクターで混ぜてあげて、分解を進めてあげます。こうすることで、
田植えのときに苗に必要な窒素分が土壌の中で準備されるようです。

本当はphの調整によってより分解が進み、稲の生育にも適した土壌が
作れるようなのですが、お金もかかることなので少しづつ実験してみます。

そんなわけで、朝から鶏糞をまく作業の準備をして、朝露がとれてから
稲刈りスタート。きょうも順調に作業完了できました。

初日の稲刈り分の乾燥、籾摺りが完了したので引き取り。
お米の精米のために村松商店さんに運び込みました。

明後日は天気が下り坂のようです。どうなるか。

がん!がん!がん!

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