がんも農場のお店

2016年2月22日月曜日

週末の4日間のことをなるべく伝えたいと思います。

2月22日(月)

いよいよ農作業スタートまで秒読みという段階です。

そんなときになんですが、4日間ほど色々な場所に出向いておりました。
総移動距離約1,000km。

移動するのが目的ではございません。
人に会いにいったのです。

まずは南信州は飯島町。
米俵保存会のみなさん。



これは何をしてるの?
そうです。米俵を作っているのです。

今でこそ紙袋やダンボールでお米を配送していますが、
当時はこの米俵にお米を入れて運んでいました。

これ、すっごく手間がかかりますがおもしろいです。

こんな昔の米俵作って、がんも農場ってなにやってるの?

僕も気の向くままにやってきた感がありますが、
最近ようやく言葉にできた気がします。

「稲作文化でよりよい暮らしを実現する。」

伝統や昔の技術や知恵はいまの生活にもきっと役に立つ。
それを稲作という視点で掘り下げて、みなさんに紹介したい。
きっと、いまの生活に稲作文化が加わることで少しよくなる。
そんな思いでいます。

米俵は、がんも農場のお米を入れてお客さまにお届けできたらと
思っております。ヤマトのお兄さんが玄関前に俵を担いでいる姿が
目に浮かびます笑


日帰りで佐久に帰ってきて翌日。
横浜に向かいました。

 
加藤米穀店さん前にてパチリ。
加藤さんの奥様が撮ってくださいました。
 
お米屋さんが普段どんな風にお米を販売しているのか、
数時間の間お話をさせていただきました。
自分のお米を取り扱って下さっているとんかつ屋さんにも、
連れて行ってくださいました。
 
実際に使用してくださっているお店がどんな要望をお持ちなのか、
お店に来られるお客さまがどんなことに関心をもっているのか。
そんなお話を聞くことができました。とっても貴重です。
 
お米の販売のプロ、飲食店のプロ。
私がお米を作っていなければ出会うことはありませんでしたが、
こうして縁ができ、大変貴重なお話をいただきました。
 
 
親戚のおじちゃんとおばちゃんです。いつでも応援してくれます。
なかなかいけませんが、年に数回は立ち寄っておしゃべりします。
僕の心の栄養剤です。結婚して以来、僕の奥さんもすっかり
おじちゃんおばちゃんの大ファンです。
人を寄せ付ける力がすごいです。


日が変わって2/20。
都内の天気は荒れ模様でしたが、記念すべき結婚一周年記念でした。
こちらは明治神宮の木を仰いだ写真。
とってもきれいですが、このあと雨が降ってきます。




 
 
記念日の夜は割烹に行くことが多いです。
この日はカウンター4席のお店を二人きりで。
ぜいたくな時間を過ごすことができました。
 
ご夫婦で切り盛りしているこの割烹。
この道50年以上という御主人との会話も身の引き締まる思いでした。


 
 
前後しますが、夜ご飯の前に寄席に行きました。
これは稲作と関係なさそうですが、個人的に好きです笑
ここで、時そばとか、阿武松とか、食事とかお米に関する演目でも
かかっていれば、仕事だ!!と言い張れそうですが、この日は
鈴本は満席で、浅草演芸ホールへ。なんとトリで三遊亭圓丈師匠の
ランボー怒りの脱出で大爆笑。
 
見事、お米と関係なし!!笑
 





日が変わって今度は箱根。
2/21のことです。

こちらは彫刻の森美術館です。
淺井裕介さんの作品です。

なぜこの作品に会いに行ったか。
実は土で描かれています。

僕らは日々土と格闘していますが、芸術としてみたことはありません。
ただ、あそこの土は灰色でこっちは赤で、などと土の質について
語ることもしばしば。土に興味はあるのです。

土に対する新しい視点が得られるのでは!?と思い、
最後の最後に行くことにしました。行ってよかったです。
土ってこんなに多様なんだ。それに、このトーンは土でないと。
温かくて素朴だけど力強い作品でした。

2/21 16:00 全日程を終了し、一路佐久へ。
途中運転を奥さんと交代しながら無事帰宅。

全力で遊び倒した4日間でした。
さーーー!!しごとだしごとだ!

がん!がん!がん!

2016年2月1日月曜日

米俵計画!

2月1日(月)


みなさん。米俵に興味はありますか??
僕はあります!!

昔は米農家がみな自分の手で編んで、お米を入れていた米俵。
いまでは作れる人もわずかだそうです。

いつかは米俵に入れて年貢を納めたい!
そんな夢があった私は、この度南信州米俵保存会の方が
作って下さった米俵を手に入れることが出来ました。

藁はもちろん地元長野県産。
保存会の方が自宅に届けて下さった時には、
畳のようないい香りがふわっとして、その手触りと相まって
すっかり気に入りました。

話を聞くと、南信州米俵保存会では、地元で俵を編める
数少ない方から伝承してもらい、若い方が編めるように
なっているそうです。

米俵マラソンも開催しているそうで、ぜひ今年は
参加したいと思っています。

代表の酒井さんが持っているのは、猫つぐら。
猫を飼っている方にとっては、国産わら100%で編んだ
猫つぐらはとても貴重なんです!


 俵を囲んで俵談義。
 
 
今年も新しい展開をもくもみつつ、
冬は計画を練りに練っております。
 
がん!がん!がん!