がんも農場のお店

2013年6月26日水曜日

研修レポ。

6月26日(水)

私は農業者として研修を3年間してきました。
それで、その結果の報告を役所にするべく今日は書類を作っておりました。

その一部ですが、レポートを書いたのでせっかくだから、
こちらにも掲載しておきます。

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 私は東京で勤めをしていたときに、非常に不安定ないまの日本において、雇われずに生きていく方法として、自分で生産から販売を担える農業者になりたいと強く考えるようになりました。佐久に移住してから、水稲栽培の研修を3年間させていただき、少しずつ水稲栽培のノウハウを勉強させていただくことができました。  研修では、栽培に関する知識や水稲栽培には不可欠な機械類の操作、また販売におけるノウハウまで幅広く学ぶことができました。私は里親さんの経営スタイルと同じく、自分の生産したお米を、個人のお客さまを中心に販売することを目的としております。そのため、生産に関する知識だけではなく、生産物をいかに販売するかについて、様々な意見交換を里親さんとしてきました。JA出荷とは違い、個人のお客さまに販売する際には、価格設定や商品のパッケージ、商品の説明など、きめ細かい販売戦略が必要不可欠になってきます。まだまだ分からないことばかりですが、少しずつ自分で販売していくことで勉強していきたいと思っております。  
この度就農する運びとなりましたので、今まで教えていただいたことを生かしながら、いよいよ自分の力で農業経営を組み立てていきたいと思っております。今年は作付け面積が5.8反となりました。昨年までの営業で、今年収穫できるお米は、幸いにも完売する運びとなっておりますが、来年お借り出来る田んぼの目処も立っておりますので、さらに販売量を増やすべく今夏〜秋に向けて、営業をしていこうと考えております。具体的には、地元埼玉県の知り合いを中心に営業に行ったり、ホームページの作成も考えております。現在、お客さまは全部で90人ほどおりますが、その数をさらに30人増やせるよう策を練っているところです。  今後の計画ですが、まずは1町歩=約100俵のお米を生産して完売できる仕組みを作ることが第一歩だと考えております。100俵をまずは小売りにこだわって営業をしていきます。小売りのほかには米屋さんやスーパーなどへ卸す売り方もありますが、一番利益の出る小売りで、限界まで売る努力をしていくつもりです。それが出来てから、米屋さんなどに卸す売り方を考えつつ、耕作面積の増減を検討したいと思っております。

将来的には、私自身が佐久において経済的に安定した生活基盤を築き、東京などの大都市から若者が集まるようなライフスタイルを提案していければと考えております。私自身が東京から長野に移住して生活を始めたように、たくさんの人にとって田舎が働く場所の選択肢の一つとして認知されるよう発信していきたいです。そうやって、たくさんの人が佐久に集まるようになれば、休耕地も減り、新しいビジネスやお店も生まれて、佐久に住む人にとってより一層住みやすい田舎暮らしになっていくと考えるからです。  なによりも

まずは私自身が農業者として成功出来るよう日々精進します。これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

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がん!がん!がん!

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