がんも農場のお店

2018年11月7日水曜日

旅行記1。

11月4日カミアカリドリーム勉強会@静岡県藤枝市

毎年恒例で参加させていただいている。
だいたいこの時期になるとお米作りもホッと一息つけるので、
がんも農場としても旅行気分で参加できるのが楽しみ。

ただ今年はかみさんやっちゃんチームは北浦和のcinqというカフェで
販売があり、代表で僕だけの静岡行きでした。
埼玉からは鈍行電車で片道4時間の読書旅。
向かう道中はお米作りに関連性のあるチョイス。

「土 地球最後の謎」藤井一至
「ご飯の炊き方を変えると人生が変わる」真崎庸


勉強会はカミアカリの食べ比べからスタート。
今年は生産者5人のカミアカリが土鍋炊きで用意された。

定番の静岡県藤枝の松下さん、
茨城県大子町の大久保さん、
福島県喜多方市の菅井さんに加えて、
去年から長野県伊那市の出口さん、
そして静岡県南伊豆町の中村さんのカミアカリが加わった。

硬さ柔らかさ、甘みや香り、それぞれが違う味。
そして各生産者の栽培歴のプレゼンを聞いて、さらに味わい深くなる。


この楽しくも生産者にとっては公開処刑(と表現した方もいた笑)のような"食べ比べ"。
何しろ参加者は、お米を作る人、売る人、買う人のなかでも
人一倍好奇心旺盛な方々なんです。
商売うんぬんは抜きにしてもいつか自分も参加したい!

食べ比べ後は、松下さんが山で掘ってきてくれた自然薯で
カミアカリをいただきました。これがカミアカリと合うんだよなあ。
宮田さんが用意してくれた青のりも!

午後は「知ってるようで知らない農薬の話」
日本曹達株式会社の川原さんのお話でした。

"なぜ農薬を使用した農作物を食べても、安全と言えるのか?"

がんも農場は農薬を使用しているので、ここがいつも気になっていました。
今回の講義で理解を深めることができたと思います。

食品に残留する農薬の量が、人体にどれくらい影響があるのか。
通常の日本人の食生活だけではなく、特異的な食べ方、
例えばギャル曽根さんのように短期的に大量に食べた場合も、
ケースとして想定されているようです笑 さらには果物の皮などを
食べる人もいますよね?そういう場合も加味して農薬の安全基準が決定されるようです。
食生活も多様になるに連れて、想定される食べ方も変わるということなんですね。

なにをもって安全とするか。
まず自分がその安全とされた過程を知り、理解した上で判断するべきかと思いました。
逆にいうと有機は安全か?環境に優しいのか?化学肥料はどうなんだ?
先入観や思い込みは怖い。知らないことは調べないと。

ただ、ただですね。
農薬に限らず、人間が作り出してしまったもの。食品添加物や抗生物質、
建物の建材、化学繊維など、日常的に複雑にその影響を人間は受けていますよね。
化学物質の複合的な影響は、想定されないレベルで環境や人に被害が
出てきてしまうこともある。もちろん恩恵もあります。
アトピーやアレルギーが騒がれるようになってる一方で、
平均寿命は確実に伸びているのも事実かと。

だから、一概にどちらがいいとか悪いとか言えない。
恐怖を盾にして騒ぎ立てるような、感情的な意見とは距離を置きたい。

夜はさらに突っ込んだ話をわいわいと。
カミアカリ勉強会に参加し始めたのが2013年11月。
勉強会のテーマはもちろんですが、参加するみなさんとの交流も同じくらい楽しみ。
人見知りで、昔から合コンとか交流会は苦手中の苦手。
しかし!この会はなぜか楽しい。不思議。来年も楽しみ。

がん!がん!がん!

0 件のコメント:

コメントを投稿