がんも農場のお店

2019年2月22日金曜日

子育て、大変ときどきうれしい。


ぼちぼちと田んぼが動き始めていて、
ふと気づくと保育園のお迎えの時間でも
まだあたりが明るいことに気づく。

去年はまだずっと家にいて、
少しずつ歩き始めたばかりだった。
今では毎朝立派に保育園に行って、
17時には笑顔で帰ってくる。
きっと夏頃になったら、夕方お迎えに行った後も、
少しは田んぼの水を見るのに付き合って
くれるかもしれない。

今日、保育園のお迎えに行ったら、
トートバッグを腕から下げている。
このトートバッグを下げているときは、
保育園から何かしら特別なモノを持ち帰るとき。
手作りのおもちゃだったり、絵本だったり、いろいろ。
今日は何だろうと親もワクワクしてしまう。

娘はというと、バッグを引きずらないように
必死に腕を上げながら歩いている。
自分でできる!というのが最近の口癖だ。
家に帰って、トートバッグの中身を
見たら写真が入っている。
保育園での生活の中で先生たちが撮ってくれたスナップ。

自分たち親がうかがい知れない保育園で
過ごしている娘の姿があった。
20枚ほどだが、夢中になって夫婦二人で見てしまった。
これ誰?と聞くと、ヒビだよ!と答える娘。
いつのまにか、友達ができて、彼の名前を覚えて、
そして親に紹介までしてくれるようになった。
そうなんだ!すごいねー!いつの間に
こんなにきちんと会話ができるようになったんだろう。

写真の中には、スプーンを持って
粘土のようなものをすくっている、
おそらく、スプーンの練習をしている様子もあった。
そうか。だからあんなにスプーン上手になったんだなぁ。

これは?これは?という親からの質問に、
なんとなく答える娘。親って、子供からの
報告をこんなにも待っているものなんだ。
子供から、こんなことあったよ。と教えてもらえることが、
こんなにも嬉しいとは思っても見なかった。

報告を受けた親は安心したり、子供を信頼したり、
また自分のことも少し振り返って、ちゃんと
育ってくれてるなぁと自分自身が子育てに
対しての自信をつけちゃったりもする。

子供が自分で見聞きしたことを子供から聞けることって、
ご褒美みたいなものなんだな。

35歳になるまで知らなかったよ。娘に教わった。

がん!がん!がん!

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