天気:☁/☂
今年が半分終わって、少し考える。
うーむ。去年よりバタバタしている。
きょうは小麦の刈り取り作業だった。
僕にとって小麦にまつわる作業は、ものすごく楽しい作業である。
それは、自家用の作物であって、小麦粉を作ることができて、
素晴らしいパンを焼くための作業だから。
だから、落ち着いてゆったりやりたいものだが、
実際には天候との兼ね合いもあっていつもバタバタである。
作業自体も、けっこう大変だ。
バインダーで刈り取った小麦を、ハサ掛けする。
数日後に乾燥した小麦をハーベスタで脱穀する。
脱穀した小麦を地干しして、さらに乾燥させる。
乾燥させた小麦(玄麦)を、唐箕にかけてさらに風選する。
風選された玄麦を、製粉機で粉にする。
粉にした小麦粉で、パンを焼く。
この一連の作業。
昨年の11月に小麦の種をまいてから、翌年7月のきょうの収穫まで、
その全てを自分の手に寄って作業を進める。
そうすることでわかることがある。
自分で作業をすることは楽しいのだ。
自分で食べるものを自分で生産することは楽しいのだ。
もしこの小麦粉を食べてみたいという人がいたら、
ぜひ一緒に作業をともにして欲しいと思う。
お金を出して買ったのでは絶対に分からない体験がある。
雨の中、ハサ掛けを何とか終わらせた。
当初は、刈り扱き(かりごき)しようと思ったが、
ロスが多くてハサ掛けに切り替え。
今年はかなり小麦のできもよかった。
肥料をしっかりあげたからかな。
作業を手伝ってくれたW氏と雨の中の作業後に、お茶をする。
一足先に、新麦を製粉したW氏は新麦でパンを焼いてくれた。
激しくうまい。
なにかを作るという行為は、商売としては原始的なものかもしれない。
けども、僕は、なにかと一次産業が大好きなようで、興味は尽きないのだ。
がん!がん!がん!
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