がんも農場のお店

2013年3月22日金曜日

新規就農研修会で考えた。

3月21日(木)

きょうも朝から常盤館へ。

午後は、新しく借りる予定の圃場を、区の土地改良区の方と
一緒に、水の入り口などを確認させてもらう。

休耕田だったこともあって、なかなか手間のかかる田んぼに
なりそうです。確認作業のときに、さらに近くに空いている
田んぼがあるとのお話しをいただく。

早速その足で田んぼを見に行くと、こちらの田んぼのほうが、
作りやすそうです。

どちらも借りることができたらいいのだけど。
早速農協の担当の方に電話をして、土地の所有者の方にコンタクトを
とってもらうことにした。

さらに、既に借りることが決定した田んぼのオーナーさんのもとへ、
ご挨拶。この時期、田んぼの作業が始まるので、ひと言ご挨拶を
しておいたほうが、今後がスムーズです。


そして、夕方からは新規就農者の研修会でした。 

 既に就農して数年経っている先輩方や、市役所、
農協の関係者が揃って、意見交換会をしました。  

私が先輩方に聞いたのは、農法についてでした。  
JAS有機を取得している方や慣行農法でやっている方もいるなかで、
現在選択した農法にした理由を 先輩農家の方に教えていただきたかったのでした。 

 実は、農法を選択する上で、一番大きく二分されるのは、 
有機栽培(無農薬)か慣行農法か。というところではないでしょうか。  

しかしながら、有機を実践している方も、有機だからといって
安全を担保するものではないという 議論もありました。
農薬の危険性は言うまでもないと 思います。  

私は、少し冷静に、有機と慣行を見定めたいと思っています。  
有機栽培の方は農薬を否定し、慣行農法では、有機栽培で作られた作物を否定します。  

第三者的立場で、農薬の危険性や、逆に利便性、 安全性を
語るヒトの話を聞きたいと思っています。  

放射能の議論でもそうですが、専門家のみが分かるような
高度な知識は、一般のヒトにはいくら言われても理解が できません。
結局は、信頼出来そうなヒトの話を聞くしか ないので、
学習し続けるしかないというのが、 今のところの僕の結論です。  

ちなみにぼくは、有機と慣行の間。 特別栽培でございます。

特別栽培は、慣行農法の半分の量の農薬と化学肥料で栽培する農法です。 
化学肥料を半分にした代わりに、有機肥料を使用します。

みなさんはどんなお考えをお持ちなのでしょうか。。。

がん!がん!がん!

0 件のコメント:

コメントを投稿