がんも農場のお店

2013年2月21日木曜日

ピナ・バウシュ。

2月20日(水)

すっかり体調も復活した。

さて、どうするか。

やりたくないことをやらなくてはいけないのだ。

レシートをまとめる作業である。
最低でも、2012年12月まではまとめないと確定申告までこぎ着けることができない。

音楽やラジオを聞きながら、レシートまとめ作業を数時間。

1階では、同居人のYさんが片付けを終わらせたようだった。

ああ、これでしばらくお別れだなあと思ったら、
うっかり借りっ放しの本があったことに気づいた。

村上春樹の「1Q84」である。

もともと僕は、村上春樹をほぼ読んだことが無い。
中学生のころに、兄から村上龍のほうを薦められて読んで以来、
すっかり村上龍が大好きになった。

もちろん、村上春樹の人気作品を読んでみたことはあるけども、
なんとなく、村上龍と比べると、曖昧な表現が多くて、
どうにも好きになれなかった。

しかし、オトナになった今であれば、きっと楽しさを発見出来るだろうと
思って、Yさんからお借りしたのでした。が、結局読めていない。

ごめんなさい。

そのうち文庫版を買って読むと思います。

この「1Q84」を慌ててYさんに手渡して、お見送りをしたのでした。

2階に戻って残務を終えて、さてと取り出したDVD。



「ピナ・バウシュ 幸せの教室」

天才振り付け師である、ピナバウシュの、コンタクトホーフという演目を
10代の若者が10ヶ月に渡って稽古をして、最終的に発表をする。

舞台の稽古を通して、10代の子たちがどんどん変化をしていく。
演じるということで、殻を破って、自分をさらけ出す。

想像してみると、狂ったように笑い転げたりすることは、
演技だとしても、ハードルの高いことだ。
どうしても、自分がイメージする自分を越えたり、壊せないことは、
ほんとうによくわかる。

それを稽古を通して、変わっていく様は感動的なものだった。

夜は、キムチ鍋を作った。

がん!がん!がん!


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