がんも農場のお店

2017年2月8日水曜日

がんも農場が落語会を開催したのは。

2月8日(水)

いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
がんも農場の弥生文化部長のがんもです。

最近は野良仕事から少し遠ざかり、身体がなまっています。
実際に外に出る前に出来る限り考えて考えて、計画を詰めます。
あ、空き時間にランニングウォーキングしてますけどね。

きょうは落語会の準備をしていました。
ところで、なぜ落語会を開催するに至ったかをきょうは
お伝えできればと思います。

がんも農場では、お米をほぼお客さまに直接販売しております。
小売りが8割以上を占めています。
全国的にみればお米の消費は年々少なくなり、価格も下がってきている。
こんな情勢ですが、幸いにもがんも農場のお米は直接販売のおかげで、
順調に経営できております。

そんななか、少し不安なことがあります。
これからがんも農場は、僕らが生きている間、50年以上(たぶん生きてる)は
続けていく事業です。お客さまを見渡してみると、やはりお米を毎日のように
食べる方が多く、その多くは自分達よりも年配の方が数多くいらっしゃいます。
はて、これから50年以上続けていかなくてはいけないお米作り。
やはり自分と同じ世代やもっと下の世代にお客さまになってもらわないと
立ちいかなくなって、生きていけなくなるのではないだろうか?!

そこでどうしたら若い世代にお米を買ってもらえるのか考え続けています。いまもです。

いっぽう僕は落語が好きで、東京にいくときにはだいたい寄席か落語会に行きます。
最近は落語ブームのようで、渋谷でも寄席があり若い人も多くいます。
二つ目の落語家さんだけが出る寄席もあったり、僕と同年代の落語家さんもたくさんいます。
ところが、新宿末広亭とか鈴本演芸場などの寄席にいくと年配の方がほとんど。
これから自分が生きている50年くらいの間、もしいま寄席に来ている年配の方たちが
いなくなってしまったら、お客さんがいなくなって、自分の大好きな落語が
なくなっちゃうんじゃないか!?ラジオを聴いていたらそんなことを
ふと考えるきっかけがありました。

ちょうどそんなとき、同い年でとっても気のいい落語家さんと寄席で
出会うことが出来ました。落語好きな自分ができること。
地元で落語会を開催して、自分と同世代の落語家さんを応援できないか。

考えてみたら、落語もお米も抱えている状況が似ているとも思いました。
同世代のお客さんを作らなくてはいけないのは同じ。
だったらまずは自分ができることから、楽しみながらやってみよう。

そんないろいろなお話ができたのが、春風亭昇吾さん。
今回からお世話になる落語家さんです。
まずはやってみましょう。そう言ってくださって今回実現した落語会。
地元上原の方も上原以外の方も、農業仲間の方も、農業とは関係ない方も、
年配の方も若い方も落語を楽しんでくだされば幸いです。



きょうはがんもどきを作ってくれました。妻が。


手作りはおいしい!

がん!がん!がん!

0 件のコメント:

コメントを投稿