4月19日(水)
きょうは最後の伏せ込みの日。
発芽機に入れた212枚の苗箱の芽が出てきました。
この白いのは、鞘葉(しょうよう)といって鞘(さや)のように
次の葉が出てきたときに茎を包み込む感じになります。
この鞘葉の出具合が、健康な苗になるかどうかの分かれ目になるのです。
発芽機に入れた種もみは、だいたいこんな感じで5mm~1cm弱くらいの
長さになって地表に出てきます。
ところが、発芽機に入れないで種まき直後に田んぼに伏せて、
適正な管理をするともっともっと短い鞘葉になるんです。
稲作大百科という本によれば、鞘葉が長いほど、自分のでんぷんを
使ってしまって、その後の成育が悪くなってしまうそうなんです。
発芽機を使うことで、発芽がそろうし、天候に左右されずに芽が出るのは
いいのですが、健康的な苗を育てるには検討の余地がありそうです。
がんも農場ではそういった意味で、いろいろな方法を検証しています。
きょうは強風。伏せ込みは2時間弱ほどで終わりました。
これにて種まき作業は無事完了。
これからは育苗管理になります。田植えまで気を抜けませんね!
がん!がん!がん!
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