がんも農場のお店

2010年8月23日月曜日

僕が農業を始めた訳1

8月22日(日)
天気:晴れ
気温:34℃/22.1℃
降水量:0mm
日照時間:8.8h

きょうは、午前中は東京で酷使してきた体を休めて、
午後からはアルバイトに行って来ました。

東京に戻っていた3日間。
知り合いという知り合いに会って、
いま自分がやっていることを説明したり、
みんなの近況を聞いたり。

行く先々で、半年前まで東京でやっていた
仕事時代の風景が甦って来た。



僕は、半年前まである人のアシスタントをやっていたので、
車でいろいろなところに彼を連れて行った。
大抵の場所は仕事で行ったことのある場所だ。

いいこともあれば、悪いこともあり、
最終的には昨年2009年の11月に辞めた。

当時考えたのは、自分がなぜ仕事を辞めるまでに
いたったのか。考えてみたら単純で、
時間もお金も自分でコントロールできないので、
そのことが本当に嫌だった。だから辞めた。

だから、自営業がいいとまずは考えた。
誰にも指図されずに働くことができる。
自分でお金を稼ぐ方法は何かを考えた。

それと、大学卒業時代にやりたいと思っていた農業。
ちょうど、農業ブームらしき追い風もあった。
東京でつなぎのために始めた買い物代行ビジネスや、
オークションは、自営だけどもあまりお金にならなかった。

そこで、農業をやろうと決めた。成功できなくても問題ない。
なぜならそのときの僕の東京の生活は、ひどいものだったから、
バイトをして生活するほうがまだ生活はマシだった。
最悪、バイトでもなんでもやって生きて行ける。
そう思ったら、農業に挑戦することに対して、ワクワクしてきた。

アシスタントを辞めて2ヶ月後、ほぼなんの当ても無く
長野県佐久市に、移住することを決めた。

いま、半年経って、自分の状況を説明して、
みんなに頑張ってと声をかけてもらえるほど、
まともな状態になった。
それまでの自分は、説明のつかない状況でもあった。

いまは自分をやっと説明できる。
大学を卒業してから、ずっとふわふわしていたものが、
やっと固まり始めたような感覚がある。

いまはあまり気持ちのよくない東京も、
これからの自分が作りだす記憶でどんどん塗り替えて行きたい。

がん!がん!がん!

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