がんも農場のお店

2011年2月4日金曜日

がんも農場の田んぼについて

2月4日(金)
天気:晴れ
気温:9.2℃/-10.3℃

今日は兼ねてから予定していた
がんも農場の田んぼの第1回目の田打ち。
(のはずでした。ところが、、、、)

これがお借りした田んぼ。
左に見える土は、もともと苗間としてIさんが使用していた部分です。
見ての通り枯れてはいますが雑草だらけ。

ということで、Wさんにご協力いただき、
ひとまず野焼きをして雑草を一掃してから、
田打ち(トラクターでおこすこと)しようということで、
延焼を防ぐためにも手前だけおこすことになりました。

ところが、この土、いま冬なので土が凍っているだけではなく、
10年近く耕していないので、土がカチカチなのです。
ロータリーも入っていかず、、、これは耕せない(汗)

起こせても凍っているので、
こんな感じの固まりになります。

そんなわけで、まずは野焼きだけでも
やっちまおうとWさんと2人で火をつけていく。

きょうは風も穏やかで、乾燥していたので
よく燃えました。

で、これくらいのころだったか。
火の手もかなり回って来て、宴もたけなわのころ。

この田んぼの主である、Iさんのお父様がチャリで登場したのです。
あ〜、ちょうど挨拶できるな〜と思っていたら、
なにやら遠くの方で叫んでいらっしゃる。
慌ててWさんが駆けつける。僕、何が起きたか把握しきれず。

というのも、僕がいつも話しをしていたのは、
Iさんの息子さんのほうで、いま目の前にいるのは
お父様なのです。それで、きょうが
ファーストコンタクトということでしたが、、、
のっけから何やらただ事ではないご様子。

よくよく聞くと、ものすごく怒っていらっしゃることがわかった。

僕がまだ、お父様に直々に挨拶に行っていないことが
でかい問題だった。僕、それはすぐに空気読めた。

それで、急遽。野焼き中止。

ここからは、もう消防団。
自分でつけた火を、慌てて消すはめに。

もう灰や煙にまみれて、必死の思いで鎮火。

鎮火したら、また謝罪にダッシュ。

これ、勘違いしたらいけない。
今回ものすごく勉強になった。

田んぼの主は、お父さんなのだ。
だからいくら息子さんがOKといっても、
お父さんに直接話しをしないとダメなのだ。

これは、理屈ではなくて、お父さんの思いなのだ。
お父さんは言った。「オレは80年田んぼやっているんだ」
それくらい田んぼは、大切なもの。
(でも雑草だらけだったけど、、、)

それは、言葉では理解していたけど、身にしみた。

お父さんに一升もって挨拶に行こうと思う。
なんとしても、この田んぼを復活させないと
がんも農場は始まらないのだ。

がん!がん!がん!

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