がんも農場のお店

2011年2月11日金曜日

ゆきのため

2月11日(金)
天気:☃
気温:-3.4℃/-4.4℃

朝起きたら雪なのでした。



まずは、田んぼのオーナーさんのとこに行って、
ご挨拶をしてきました。

もちろん、地酒佐久の花を持参しました笑

このオーナーIさんとは以前こんな事件がありました。

でも、きょう実際にお会いして、お話したら
快く貸して下さることになりました。

よくよく聞くと、お借りする田んぼは、減反のため、
数年(10年近く)耕作をしていない田んぼとのことでした。
減反にしては、かなり面積が大きいのですが、もうかなりの高齢なので、
減反するならと、1枚まるまる耕作をしないことになったそうです。

減反に参加しないと、農協にお米を出荷するという方法が取れないため、
昔ながらの農家さんは、減反に参加せざるを得ない状況なのです。

僕が研修をさせていただいているYさんなどは、農協出荷を全くして
いないため、販路さえあれば減反も関係なく米を作ることはできます。

しかし、旧来の農家さんの多くは、農協に出荷をしてきたため、
自分で販路を見つけるのは大変な作業なのです。

今回減反の対象となっていた田んぼですが、オーナーさんは、
既に米作りをご自身ではやっておらず、農協にも出荷をしないため、
もう減反に参加する必要はなく、僕が使用しても問題ないということです。

ただ、こうやって、なし崩し的に耕作放棄されてしまう田んぼは、
高齢化にともなってどんどん出てくるだろうと思います。
偶然いま僕は浅科村にいますが、こうやって減反や、
高齢化にともなって荒廃してしまう田んぼを見るのは、
残念だと思います。
ご自身が数十年米を穫って来た田んぼが荒れていくのを
どうすることもできないという無念さを、高齢の農家さんに
関わるに連れて体感しています。

とは言っても、僕に出来ることなんて大したことないですが、
それでも、いままでやって来た人たちに教えを請いながら、
少しでもなにか将来につながるような、なにかができたらと
思っています。

その前に、僕の生活の将来もなんとかしないとですが。、、(汗)

浅科村の田んぼ

自宅の窓から浅間山方面

自宅前の畑。

自宅2階から見える同じ区内の民家。
でも、もう信州を離れるらしい。

庭。

がん!がん!がん!

0 件のコメント:

コメントを投稿