がんも農場のお店

2011年11月21日月曜日

新聞で遊ぼう

11月21日(月)
天気:☀
気温:9.1℃/-0.6℃

最近、朝日新聞を購読するようになって、
各方面から批判の嵐なのですが、かたくなに
新聞を読んでいる毎日です。

どんな批判かと言うと、考え方が偏るとか、
ネットのニュースがあるのにお金がもったいないとか、
消えゆくメディアだとか、古い、とか、いろいろです。

新聞というと、他のメディアと違って、
そのとっている新聞によって、その人の主義思想が
問われるような、そんなウワサ?というか、感じが
なんとなく昔からあるような気がしますが、
僕の場合は、特に思想的な意味合いはなくて、いろいろ
見比べて、コラムや記事がおもしろかったので、朝日にしました。

実際、新聞を新たにとるヒトってたぶん少ないのだと思います。

それで、新聞はおもしろいと僕は思うので、購読することにしたのです。

新聞を読むことで、考え方が偏るということは、恐らくあると思います。
けども、日頃触れる情報全てが、発信者によって、多かれ少なかれ、
バイアスがかかっていると、僕は思います。
だから、新聞だけを取り上げて、偏るというのは、ちょっと違うような
気もするのです。また、同じ理由でどんな新聞を購読するかによって、主義思想を
判断もすることはできないと思ったりもします。

そんなわけで、あらゆる批判をかいくぐって、簡単でない
新聞ライフを送っているのですが、きょうは、朝日新聞どくしょ甲子園の
結果が紙面で紹介されていました。

大賞は、芥川龍之介の『薮の中』を評した作品でした。

『薮の中』とは、黒澤明が『羅生門』として映画化した作品で、
僕はその両方とも見たことがありました。
森の中で起きた殺人事件。その容疑者たちが証言をするのだけども、
そのどれもが、食い違い、真実が明らかにならない。
犯人もわからない。。。誰かがウソをついているのか、それとも、
同じ事実を見ていても、それぞれが違う風景を見ていたのか。
それぞれの真実は、本人にしかわからないこと。

僕は、羅生門が、心にふかーく残っていて、よく覚えています。
すごい作品です。

さらに、朝日新聞の2面だったかな。元オウム真理教幹部の上祐さんが、
コメントをしていました。あのとき(地下鉄サリン事件のとき)は、
間違っていたが、いまは過ちだと思って麻原からの脱却をしたというような、
内容だったと思います。このコメントを見たとき、まさに薮の中だと思いました。

だから、要は、心の中は薮の中で深層はわからん、
ということは、表面でしかヒトは判断できないのではないかなと。

そういうわけで、ブログでごちゃごちゃ言い訳しても、
おいしいお米を作ることでしか、僕はヒトに
アピール出来ないのではないか!と気づき、
ああ、なにを言っても深層は薮の中。

そして、このブログも薮の中!?

いや、僕は嘘はついていないんだ!


きょうは、こんなにジャンクなラーメンを食べたのは本当です。

こんなにいろいろ考えて、遊べるなんて、
新聞ておもしろいよね!?

がん!がん!がん!

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